Aちゃん(60代後半)は、海外出張で約30の国々に行ったそうです。 すごいね。
一番 長かったのはブラジルのサンパウロで、13年くらい。
中国では、幾つもの都市に行ったそです。
取引先の副社長(中国共産党の幹部ベスト30の人)と一緒に飲んだ時は、緊張しまくって一つも酔わなかったそうです。
酔わない様に気を付けていた分、体調が凄く悪かったそうです。
「ブラジルも、中国も、賄賂や汚職は日常茶飯事や」と、Aちゃん。
中国人が宴会で飲むアルコールは、ビールで始まり、次にワイン、その次に白酒(パイチュウ)だったとか。
白酒はアルコール度数が高くて、不味い酒だそうです。
Aちゃんと一緒に来た新規さんは、Bさんで70代後半。
Bさんは縫製指導員として、中国のあらゆる都市に行ったそうです。
長春、蘇州、青島など、そして中国大陸の奥深い所にある都市にも行ったとか。
「行った中国の都市では、大連が一番きれいで、良かった」と、Bさん。
Bさんはアルコール中毒になり、身体を壊しているので、中国では1滴も酒は飲まなかったそうです。
中国の共同トイレは、仕切りがないので超、恥ずかしいとか。
共同トイレでは、Aちゃんは小便しかしなかったそうですが、Bさんは仕方ないので、大もしたそうです。
Bさんは、紳士服の仕立て屋さんだそうです。
家は2軒あって、1軒には家族が住んでいて、もう1軒(仕事場兼住宅)には、Bさんが一人で住んでいるそうです。
家の軒には、「洋服の寸法 直しをします」との、マンガちっくな吊り看板を出しているとか。
その面白い看板を見て、若い子がズボンを持って来るそうです。
「ウエストを広げて下さい」とか、「ズボンを細くして下さい」とか言って。
その時はBさん、満面の笑み。
何故か? Bさんは若専だから。
その時は、これ幸いと、お尻や腿や、股間を触りまくるそうです。
触りまくられた若い子が言うそうです。
「おっちゃんは変態やな。直しは ただにしてくれるか?」と、冗談で。
今日も、お客さんから面白い話がいっぱい聞けて、楽しかったです。
家に帰って、寝る前に小説「白夜を旅する人々」を読み終えたら、目がさえて眠れなくなってしまいました。
小説は、暗いくらい内容でした。
これからは関東のKさんにもらった小説、青山文平著の「半席」を読みます。
午前3時、4時。 外は秋雨前線の停滞で雨。
閉め切った部屋の中は蒸しむし。
本を読んで、神経が高ぶっているのと、蒸し暑いのとで、イライラして、なかなか眠れませんでした。