木曜日

Aちゃん(50過ぎ)と、Bちゃん(30過ぎ)の来店。

Bちゃんが店に来るなり、私に言いました。

「1月2日(夜9時頃)に僕達が店に来たの、覚えてる? 店が満員で入れなくて、マスターが他の店を紹介してくれたの覚えてる? その店までマスターが連れて行ってくれたけれど、『寒い、寒い』とマスターが言うので、首に僕のマフラー巻いて上げたの覚えてる?」と。

Bちゃんの話では僕は、すごく酔っていたらしいです。

上着も着ないで、他店に連れて行って上げたみたいです。

何となく、そんなこともあったな ・ ・ と、私は思い出しました。

Bちゃん、1月は散々な月だったそうです。

インフルエンザにかかり、39.5度の熱が2日、続いたそうです。

インフルエンザが治りかけた時、「あ、そうだ、冷蔵庫にえびの造りが入っている」と、気になりだし、「もったいない」と、3日前の造りを、食欲もないのに食べたそうです。

さー大変。エビを食べて、ノロウィルスにかかったそうです。

下痢はなく、腹痛と嘔吐。

医者に行っても、「3日前のえびの造りを食べた」とは、言えなかったそうです。

教訓 ・ ・ 日にちが経った生物(なまもの)は、捨てるべし。

Aちゃんは仕事で神戸に行った時、電車の中で、ずーっとAちゃんを見ていた男がいたそうです。

「なんで、こっちばかり見るんだ。知り合いなのかな」と思って、相手を見ても知らない男。

気になっていたけれど、Aちゃんが降車する駅に着いたので降りようとしたら、その男がAちゃんに言ったそうです。

「『ウォンテッド』を見て下さい。『ウォンテッド』を見て下さい」と。

「ウォンテッドって、何だろう」とAちゃんがパソコンで検索をしてみたら、ウォンテッドと云うサイトに書き込みあったそうです。

「〇〇電車で出会った貴方は私のタイプです 云々」と。

「それで、Aちゃんも書き込みしたの?返信したの?」と、Bちゃん。 「何もしなかった」と、Aちゃん。

この2人は、面白い話をいっぱいしてくれました。

今夜、Cちゃんから借りた本を読み終えました。

本は藤田宜永著の「銀座 千と一の物語」

短編小説が32話プラス1。

1話が8〜10ページぐらいの銀座を舞台にした短編集。

それぞれが、後に余韻が残る小説で、面白かったです。