Aさん(70代)は、人との付き合い(人間関係)を大切にしているようです。
Aさんは四国出身だそうですが、中学の時の先生とは今も、付き合いがあるそうです。
高齢の先生自ら、ミカンを採り、宅配便で送ってくれているとか。
「木に登ってみかんを採るのは危ないから、もうやめて下さい」と手紙を書き、送ってもらうのはやめたそうです。
Aちゃんには、今でも思い出すと心が熱くなる人がいるそうです。
その人は、会社の同期の人(2浪して大学に入った人で2才上)で同じ寮で5年、共に過ごした人だそうです。
その人は、柔道をしていた人でガッチリ体型。
その人が風呂に入る時は、「おーい。風呂に入るぞー」と声をかけてくれて、いつも一緒に狭い風呂(2、3人でいっぱいになる風呂)に入っていたそうです。
朝の出勤時には、玄関で「おーい、行くぞー」と、ちょっと段取りの悪いAちゃんをいつも、待っていてくれたそうです。
その人が好きで、好きでたまらなくて苦しいので、一緒に飲んだ帰り、酔った勢いで「好きだ、好きだ」と、告白をしたとか。
すると、「馬鹿を言うな」と、彼は一笑。
次の朝も、いつもと同じように、「おーい、行くぞー」と、声をかけてくれたそうです。
30才近くになって、「俺、結婚するぞ」と、彼。
結婚相手を紹介されたけれど、香川京子似の大人しい女性だったそうです。
その彼女を見て、大恋愛の上で結婚を決めたのではなく、結婚適齢期になって仕方なく結婚するのだな、と思ったそうです。
彼も、自分と同じく、男が好きなのかもしれないと感じたそうです。
でも、同性との関係を匂わさなかった、そして、道を踏み誤らなかった彼を、Aちゃんは尊敬している様です。
そして、その彼とは年に1度、1月の末頃に会い、食事を一緒にしているそうです。
そして、「お互いに生きていたら、また来年、会おうな」と言って、別れるそうです。
なんか、涙が出て来そうな、良い話だね。
ゲイ道を一直線に進んでいるAちゃんが、言いました。
「(男との)セックスと麻雀はやめられない」と。
Bちゃん(50代後半)は、20才、30才と、人生の節目に、「自分は変態(同性愛者)だ」と、悩んでいたそうです。
でも、中島みゆきの歌「誕生」を聞いて、「これで良いんだ」と、救われたそうです。
あ〜、人生って、重たいね。
「誕生」 動画と詩
さだ君、コメント、ありがとう。
インターネットって凄い。
昔、私が口ずさんでいた歌がありました。
本間千代子の「純愛の白い砂」 動画