Aちゃん(アラ70)は今日、「午前10時の映画祭」に行き、市川崑監督、長谷川一夫出演の映画「雪之丞変化」を観て来たそうです。
ずいぶん昔の映画なので、フイルムも傷み、雨でも降っているのかな、と思っていたら、綺麗にデジタル化されていて、画面は鮮明だったそうです。
「今、作ったばかりと云った感じで、昔のの情緒、面影がなかった」と、Aちゃんは少し、残念がっていました。
Aちゃんは大の阪神ファン。
「今年は優勝をするかも」と今夜は、ご機嫌でした。
カウンターの離れた所に座っていたBちゃん(50代後半)を見て、「男前だね。品があるね。お公家さんみたいだね」と、褒めちぎっていました。
Aちゃん、目でも悪くなったのでしょうか。
Bちゃんは、生國魂神社近くの生魂小学校卒だそうです。
Cちゃん(50過ぎ)は、高津神社近くの高津小学校卒だとか。
生魂小学校と高津小学校は、校区で云えば隣同士。
BちゃんもCちゃんも、奇遇に驚いていました。
そこでAちゃんが言いました。
「『ニューヨーク・ニューヨーク』に、行ったことがある」と。
「ニューヨーク・ニューヨーク」は、両小学校近くにあるホテル街の中の1軒で、男同士でも入れる連れ込みホテルです。
今はもう、ないと思いますが。
Cちゃんは、朝の5時頃、自転車で通天閣界隈を走り抜けて、職場に行っています。
ある日、ローソンの前で、映画館で夜明かしたヨレヨレの女装が数人いたそうです。
そして、女装が叫んでいたそうです。
「女が何じゃー。穴があるだけやないか」と。
ねー ・ ・ ・ ・
ノンケの男は、その穴が好きなんだから、仕方ないよね。
オールナイトで営業している串カツ屋の前には、徹夜で飲み明かした若者達が、たむろしていたりするそうです。
そして、ろれつの回らない口で、喧嘩をふっかけたりしている事もあるとか。
そう云う時は、かかわりたくないので、Cちゃんは若者達をさけ、遠回りをして職場に向かうそうです。
白々と夜が明けだした頃の繁華街(歓楽街)って、何となくもの悲しい気がするね。
「今日が2回目です」と、遠方の人の来店。
通称名はDさん(60過ぎ・妻子持ち)。
もう、子供も大きくなったので仕事は辞めたそうです。
今は昔から好きだった塑像を作ったり、油絵を描いているそうです。
そして、東京の美大の通信教育を受けているそうです。
今回はスクーリングに出席する為に飛行機で来たそうですが、格安飛行機は関空で乗り換え。
今夜は新世界の東横イン(13階の部屋)で1泊するそうです。
塑像、油絵、以外にも、たたら板(粘土)で陶芸もしたりするそうです。
趣味に生ているって、うらやましい。