水曜日

Aちゃん(60半ば)は9月になって、金運が良いそうです。

宝くじで、5万円が当たったそうです。

そして先月、失業保険の手続きに行ったそうですが、もう、17万円が口座に振り込まれて来たそうです。 2度目の退職は8月末。

「この17万円って、1ヶ月分かな? いつまでくれるのかな?」と、Aちゃん。

Aちゃんは説明を聞いて来たはずなのに、何も理解していない様子。

どうしてだろう? 変だな。

今、Aちゃんはハローワークに行き、楽な仕事を探しているそうです。

うどん屋なんかに行ったら大変だろうね。昼飯時は特に」と、Aちゃん。

Aちゃんは、分譲マンションに住んでいるそうです。

60才の退職の時、残金を一括で払ったので、ローンは終わったそうです。

「でも、共益費が高いから大変だよ。管理費も含めて月、25,000円だよ」と、Aちゃん。

「共益費が高いって、大事なことだよ。安すぎると、メンテナンスが充分に出来なくて、マンションの資産価値が下がるよ」と、私。

話を聞いたら、マンションには常時、管理人がいるそうです。

秋から、マンションの外壁の修理が始まるそうです。

修理の為の金は要らないそうです。

「管理費が、ちゃんと積み立ててあるから修理も出来るんだよね」と、私。

Aちゃんには30年、付き合っている男(アラ70)がいるそうです。

昔は羽振りが良い男だったそうですが、今はちょっと しょぼくれているとか。

週末に男が泊まりに来るたびに1万円、上げているそうです。

この間は2人で、沖縄に行きましたが、男には小遣いとして5万円上げたそうです。

飛行機代も、ホテル代も、食事代も、飲み代も、レンタカー代も、お金は全て、Aちゃんが出したそうです。

彼は飲み助で、浴びる程、飲むそうです。

泡盛が好きだそうです。

沖縄のゲイスナックでは酔っぱらって、椅子から転げ落ちたそうです。

「でもね、でもね。もう30年も付き合って来たから、別れられない」と、Aちゃん。

Aちゃん、今日はあべのハルカスの美術館に行き、「西大寺展」を見て来たそうです。

明日は京都の相国寺や、錦市場に行くそうです。

Bちゃんは今日、小椋桂の「泣かせて」と、井上陽水の「いつのまにか少女は」を、カラオケで唄い、そして、言いました。

井上陽水忌野清志郎が作った歌で、歌詞が『思っていたよりも 夜霧が冷たくて』の歌を唄いたい」と。

 

デンモクで探したけれど、分からなかったので、家に帰ってからインターネットで調べたら、題名は「帰れない二人」で、1973年、発売のアルバム「氷の世界」の中の1曲でした。

今度、Bちゃんが来たら、教えて上げます。