土曜日

A君が来て、B君が来ました。 待ち合わせだった様です。

2人は同い年で40半ば。

B君はすごく話し上手。 指の先程の小さなこともB君が口八丁手八丁で話すと、腹を抱えて笑ってしまう程、面白い話になります。 

A君が数日、入院をした時、B君が言ったそうです。 

「見舞いに行こうか?」と。

それを、A君は断ったそうです。 「来なくて良い」と。

分かるな、B君が病院に来て、しゃべりまくったら、困るよね。

なんか、組合員って、すぐにばれてしまいそう。

B君は今年の春、売り言葉に買い言葉で、会社を辞めてしまいました。

次は何の仕事をしようと考えた末、介護の仕事をしようと、教室に通い介護の資格を得たそうです。

そして、友達に聞いたら、「特養の仕事はきついけれど、給料は良い」と聞いて、特別養護老人ホーム介護老人福祉施設)の面接を受け、働く様になったそうです。

特養での老人の生態を、超面白おかしく話してくれました。

個室のベッドで、粗相をして、「どうしよう、どうしよう」と鳴き真似をする老人や、夜中じゅう、かく部屋のドアを叩いて回る老人の話などを延々としてくれました。

私達は、笑いっぱなし。 

12月1日から正社員になるそうです。

でも、B君はもう、定年退職後の計画を立てているそうです。

退職後はタイに移住するそうです。

タイに移住するためには、タイの銀行に約250万円の貯金がなくてはダメだそうです。

これまで、男遊びをいっぱいして来たので、ゲイの世界には未練がないそうです。

男同士のDVDを見て、キスやお尻をなめるシーンを見て、「汚いー、気持ち悪いー」と、今は思うそうです。

これまで遊んできた分、これから貯金をして、タイで優雅な年金生活をするそうです。

「最後に笑うのは私よ」と、自信ありげにB君は胸を張っていました。

マレーシアで働いているCさん(60過ぎ)の来店。

Cさん、マレーシアでは日本の現地企業の経理をしていて、日本には、年に4回くらい帰って来るそうです。

日本に帰ってくるお金は、自費だそうです。

B君はCさんに、外国での暮らしのことを色いろ、質問していました。