昨日、忘備録の様な忘備メモを書きました。
今は、一人暮らし。 家を出る時、忘れてはいけないことを紙に書いて、玄関ドアにテープで貼りました。
家を出る時、電話を留守電にして出る。
(病院などから電話が来るかもしれないから。)
ガスを止めたか確認。
電気を止めたか確認。 トイレの電気も。
窓を閉めたか。 ロックしたかの確認。
でも、家を出て店に着いてから気が付いた。 留守電にしなかった、と。
岡ちゃんが入院してから食欲はなし。でも、食べなくちゃ。
シチューの具を煮ていて、鍋を焦がしてしまった。 台所にいるのに。
この間は、インスタントカレーうどんを作るのに失敗した。
何でもない事で、チョンボをする。
物をすぐ忘れる。
こんな失敗続きも、いつか笑い話になるかも。
岡ちゃんのベッドの隣は50過ぎの妻子持ち。
「彼は頸椎に黴菌が入り、この病院に転院して来て、手術を受けた」と、毎日、介護に来ているお母さんの弁。
彼の妻や、子供の顔は見ていない。
お母さんは84才で、天皇陛下より少し月が上。
お母さんは、彼の介護を嬉々としてやっている。
息子を独占できるから?
息子も息子で、お母さんに甘えている。
「彼はね、医者に行くのが嫌いなの。だから手遅れになったの」とのこと。 社会復帰は無理らしい。
医者嫌いで思い出した。 おしぼり屋さんの息子のこと。
彼は、体型はズングリムックリで、無口で真面目な子。
すごく性格が良くて、いつもニコニコ
ゲイスナックに配達に行く度、お客さんから口説かれていました。
彼のお父さんと、弟はゲイ。
でも、彼は30過ぎのノンケ。
彼の趣味は、夜釣り。 よく釣りに行っていたらしい。
そんなある夜、岩場で足に、小さな傷をしたそうです。
何でもないだろうと、ほっておいたらリンパが腫れて来ました。
パンパンになった足を引きずりながら、おしぼりを配達していました。
「早よ、医者に行きや」と、私も何度、言ったことか。
そんな彼が、仕事を終えて自分の部屋(2階)に上がった途端、バタンと、大きな音。
みんなが飛んで行ったら、彼が意識不明になっていたとか。
救急車で病院に行ったけれど、手遅れ。
もし、早くに病院にいていれば、抗生物質を飲んで、直ぐに治ったであろうに。
みなさん、早目に医者に行きましょうね。
今日も病院に行って来ました。
岡ちゃん、今日は少し しんどそうでした。
病院のナースや、介護の女性達は、みんな良い人です。 感謝。