火曜日

パート1

2月頃、岡ちゃんの病院に行く途中に白梅があり、すごく良い匂いがしていました。

側を通るたびに、花に鼻を近付けて、私は匂いをかいでいました。

ところが、花が散ってしまった途端、あの白梅は何処の家の庭に咲いていたのだろう?と、道すがら考えるのですが、何処の家の庭だったか、今になっては全く分からなくなってしまいました。

今は、人間なんていい加減だなと毎日、思いながら病院に通っています。

パート2

日曜日にテレビで放映された「“ ポツンと一軒家 ”」って結構、みんな、見ている様です。

山奥の一軒家に90才代のお婆さんが一人で暮らしをしていたりして、驚き。

「あれは土をいじっているから元気なんだ。土からパワーをもらっているんだよ」と、誰か。

「うん、僕も病気になり、その結果、少し精神を病んだけれど、草抜きをしていたら治った」と、Aちゃん。

「それに、一人暮らしのお年寄りって、みんな、淋しいって言わないよね」と、誰か。

日本人は農耕民族。 土のぬくもり、そして感触が大事。

私は店から帰る時、せめて土を踏んで帰りたいと、四天王寺の境内の土の部分を歩いて帰っています。

石畳と、土だと、土の方がずっと、足の裏に優しい気がします。

確かに、山や海、自然は人間にパワーをくれる。

パート3

かけふの店で、イラストを描いて新聞に投稿をしている人(Bさん)がいます。

来店中のお客さんに、「今度の〇曜日の△新聞に投稿したのが載るからね」と、Bさん。

そんなこと喋ったら、「本名が分かってしまうのに」と、私は思ったけれど、黙っていました。

Bさんのイラストって、べつだん絵が上手と云う訳ではないけれど、その時(季節)にマッチしたテーマを取り上げて描いているのがすごいな、と思います。

Bさんの絵は、ほのぼのと云った感じで、こころ癒される絵です。

パート4

今日も午後1時に病院に行きました。

病室に行ってガッカリ。 

岡ちゃんはお風呂に入れてもらっている様子。

45分間、1階のロビーで待っていました。

看護、介護にたずさわる人達って、偉いなーと、つくづく思ってしまいます。 本当に力仕事。

岡ちゃんに関わってくれている人達に、心から感謝です。

パート5

今の時間は午後5時過ぎ。

今日はもう、何処にも外出するつもりはないので、日記を書き上げたことにします。

明日も、楽しいお客さんが来てくれると良いなーと、思いつつ。

ほんと、大阪の桜は木(種類)によって違うけれど、ほぼ満開。