Aさん(70代)は近年、奥さんを亡くし、今は息子さんと2人暮らし。
Aさんが男を覚えたのは約40年前。
その当時は、新世界にあったゲイサウナ「御門」に行っていたそうです。
「ごもん」って、漢字は「御門」で良かったかな?
当時、新世界界隈にあったゲイのハッテンサウナは「竹の屋」、「スポーツメンズクラブ」と「御門」。
「ロイヤル」や、「英都」はまだありませんでした。
私は毎土曜日、「御門」に行っていたので、懐かしく思いました。
約11年くらい前、10年付き合っていた彼と、意思の疎通が上手く行かなくなり気まずい仲になっていた時、彼と連絡を取ろうと何度も電話をしたそうです。
彼が電話に出ないので、もう、家に行くしかないと、彼のマンションに行ったそうです。
そして、大家さんと彼の部屋に入ったら、彼は薬を飲んで自死していたそうです。
死後1週間くらい。 季節は冬。
彼は鬱を患い、何度か自死を試み、失敗をしていたそうですが最後に目的を果たしたようです。
死んだ彼はデブだったとか。
「僕は太った男がタイプだ」と、Aさん。
Aさんが何故、今夜、かけふに来たか?
何時もSNSの投稿している東京のSさんに会いたい、と思って来たそうです。
Sさんが来たのは昨日。
残念ながらAさん、Sさんには会えませんでした。
「Sさんって、包み隠さず何でもSNSで書いているよ」と、Aさん。
「Sさんて良いよね。仕事で全国に出張をし、行く先々で飲みに行っているんだから」と、Aさん。
「かけふ日記に書いてね。書いてね」と、でんでんむしのBさん。
「日記のネタを提供してもらわなくては、日記に書けません」と、私。
今夜は何故か、忙しくて、Bさんの話を聞くことが出来ませんでした。
Bさん、ごめんなさい。