パート1
AちゃんとBちゃんの来店。 2人は共に60代後半。
「久しぶりだね」と言ったら、「去年の正月、以来だよ」と、Bちゃん。
「店を閉める」と云う日記をBちゃんが読んで、お別れに来てくれた様です。
Aちゃんが今夜、話してくれたこと。
「僕の今までの人生で今が一番、幸せだ。仕事に行かなくて良いし、時間に縛られることもないし。今はストレスが全くない」と、Aちゃん。
Aちゃん、今は4人家族。 夫婦と息子と娘。
「子供は誰も、結婚をしそうにない」と、Aちゃん。
「2週間の北海道旅行に夫婦で行って来た」と、Aちゃん。
今年の大雨のせいで、ラベンダーがまだらに咲いていたけれど、それでも、始めて見る人間にはすごく綺麗だった。
2週間の間に、8つの山に登ったとか。
「北海道の山や大地は本州と違って、すごく雄大だった」と、Aちゃん。
Bちゃんが話してくれたこと。
何ヶ月か前、鼠蹊部に激痛が走るようになり、夜も眠れない日が続いたそうです。
「大病院の複数の科で診てもらったが原因が分からず、最終的に阪大病院に行き、女医に帯状疱疹と診断された」と、Aちゃん。
今は痛みは改善された様ですが、体力が落ちた時などに痛みが出る様です。
今夜、急に右の手が攣った(つった)様で、手袋をはめて右手をマッサージし始めました。
そして、カバンからポットに入れた冷たい携行補水液を飲んでいました。
Bちゃんは今、奥さんと二人暮らし。
結婚して独立をし、近所に住んでいる2人の息子が仕事の行き帰りなどに家に寄るそうです。
長男は冷凍庫の炒飯等をレンジチンして食べ、次男はお母さんが作ったおかずの残りを食べて帰るそうです。 2人の兄弟の性格は真逆。
2人の息子は今風の結婚生活(お互いに仕事を持って、夫は夫、妻は妻の生活)をしている様です。
Bちゃんは奥さんが朝、仕事で出かけると、ホッとするそうです。
AちゃんもBちゃんも、「奥さんに対して、愛しているとかの問題ではなく、約40年付き合って来たと云う、歴史の重みだね」と云う様な事を言っていました。
パート2
これまた久し振りでCちゃん(吉永小百合と同じ生年月日)の来店。
Cちゃんは地元で小学生の登校時の見守りをしているそうです。
子供が朝、登校の列を組んで歩いていても、今の年寄り連中の運転手(特にお婆ちゃん)はブレーキも踏まず(減速をしないまま)、猛スピードで走り過ぎるそうです。
運転マナーの悪さをCちゃんは、なげいていました。
この間の大阪北部地震は見守りを終えての帰路で遭遇したそうです。
Cちゃんが住んでいる奈良では震度4。
「地震であんなにも電柱が大揺れするとは思わなかった。怖かった」と、Cちゃん。
パート3
これまた久し振りにDちゃん(もう直ぐ78才)の来店。
「東京の3姉妹が、かけふのことを心配して、『様子を見に行ってくれ』と、頼まれたので様子を見に来た」と、Dちゃん。
東京の3姉妹とは、たまに東京に出張した時のDちゃんの飲み友達(ゲイ)。
「ところで、どう?」と、私のことを心配してDちゃん。
「僕は今回ね、店を止めることをすごく楽しみにしているんだ。これから何回目かの人生の再スタートだと思うから。自分の人生に悔いが残らない様、今までとは違う生き方をしたいんだ」と、私。
私の話を聞いて、「安心した」と、Dちゃん。
私の行く末に関して、みんなに心配してもらって、私はすごく感謝です。
パート4
昨日、岡ちゃんの見舞いに行った人からは神戸風月堂の「ゴーフル」をもらいました。
今日はCちゃんから焼酎「赤霧島」をもらいました。
ありがとうございました。
やくざ顔負けの刑事と、新米刑事の物語です。
幼馴染のやくざの若頭と、刑事の友情物語。
メッチャ、面白いです。
本を読むにあたり、Dちゃんは10分、本を読み進んだら、読み進んで来た所の筋が頭から消えてしまうそうです。
翻訳物の小説では、登場人物の名前(横文字)がチンプンカンプンになるそうです。
だから今は随筆の様な、短文ものを読んでいるそうです。
今夜も、みなさんの温かい心に触れることが出来て、すごく嬉しかったです。 感謝。