朝刊を取ろうとドアの郵便受けを見たら、新聞がない。
あー、そうだった。 今日は休刊日だった、と私。
今日も朝 起きて、さー、今日の予定は?と、考える。
今日はTさんと一緒に、岡ちゃんの病院に行く日だ。
待ち合わせの時間は午後2時。
JR天王寺駅のコンコースにある「551のほうらい」の売店の辺り。
では、昼までは何をするか? することがない。
仕方がない。 掃除をしよう、掃除をすることに。
まだ、時間がある。 さー、どうしようと、本を読む。
今 読んでいる本は、真保裕一著の「トライアル」
昼になり、昨日、食べなかったおはぎ(小豆と、きな粉)を40秒レンチンして、砂糖を掛けて食べ、昼食とする。
1時半、「551」の売店に着く。 Tさんはいない。
551の売店、今日は豚まん意外に、アイスキャンデーも売っていましたが、すごい客でした。
ウロウロして1時40分。 Tさんが来ました。
Tさんも1時半に来て、そこら辺の冷房のある所で時間をつぶしていたとのこと。
1時40分は、病院行のバス「住道矢田行き」のバスが丁度 出たところ。
元々、2時が待ち合わせ時間。
次のバスは2時12分。 それまでバスを待つことに。
「この字、『住道矢田』、何て読むか知ってる?」と、Tさんに問うたら、「すみのどうやた?」と、Tさん。
バス停でしゃがんでいたオッチャンが「『すんじやた』や」と言い、Tさんが「へー」
「へー、バスは『くいせ』を通るんだ?」と、Tさん。
「違うよ、それは『杭全(くまた)』と読むんだよ」と、私。
「知らない所をバスで行くって。楽しいなー」と、Tさん。
その中に、1時間に2本しかないバスが着て、待っていた人全員が座れなく、立って吊皮を持つ人も数人。
バスに乗ること30分、病院の最寄駅「湯里6丁目」に着きました。
バスの中は冷房ガンガン。 しのぎやすかったです。
病院に着くと、岡ちゃんは寝ていました。
寝ていた岡ちゃんを、無理やり起こし、「岡ちゃん、来たよー」と、大声で私。
「点滴も無くなり、熱も下がり、また流動食になりました。良かったですね」と、ナースが私に。
この前は酸素を鼻から入れていて、どうなることかと、私はすごく心配していました。
今日は、岡ちゃんの爪を切り、伸びていた鼻毛を切って上げました。
今日は、爪切りと、鼻毛切を家から持参。
病院には1時間近くいて、またバスで、あべのまで帰って来ました。
あべのに着いたら、「お腹が空いた。何か食べよう?」と、Tさん。
JR天王寺駅北口にある「〇〇〇軒」で、Tさんはミックスとじ定食と、豆腐(別注)。
私は牛焼肉定食をオーダー。
私が食べた焼肉定食は可もなく不可もない味でした。
Tさんのカツとエビフライの卵とじは、甘辛い味付けだったそうですが、辛いのが勝っていたそうです。
「いつも、お店では2人に世話になっていたので」と言い、Tさんが支払ってくれました。
「ありがとう」と、私は感謝の言葉。
本当はこれから、Tさんを四天王寺の万灯供養に連れて行って上げたいな、と思っていましたが、食事をした途端、Tさんも、私も疲れが出て来て、ぐったり。
「Tさん、四天王寺に行くの止める?」と聞いたら、「うん、止める」と、Tさん。
なぜか2人も、お盆初日の多い人出に当てられた(圧倒された)様です。
TさんはJR環状線で帰ると言い、私はそこから家まで徒歩
(30分)。
今日は、天真爛漫で、ちょっとお喋りなTさんと一緒で、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
Tさん、今日は本当にありがとう。
私は、心が癒されました。
私は一日、あくせくしているけれど、Tさんは日がな、ぼーっとベランダの花(植物)を観ているのが好きだそうです。
あー、せっかちで、こせこせしている私とは、大違い。