土曜日

今日はゴミを出す日。

この団地では水曜日と土曜日にゴミの回収車が来るので、朝の9時までにゴミを出さなくてはいけません。

今日も仕分けしてゴミを出しましたが、帰りに3階西棟の班長さんと会いました。

明日は、みんなでする大掃除の日です。

大掃除と言っても、この団地には掃除に来てくれる人3人がいて、毎日掃除をしてくれているので、いつも綺麗です。 

団地自体は古い建物ですが。

ちなみに、掃除代は自治会費からの支払いです。

そんなこんなをしていて、ふと思いました。

そうだ、今日は天気も良いことだし天王寺区に行こう。

岡ちゃんと毎年、初詣でに行っていた産土の神様である五條神社と、店への往復で通っていた四天王寺に行こうと。

午前10時に家を出ました。

まず地下鉄で谷九に行き、本を買い、バスで上九に行き、五條神社に行き、「岡ちゃんが天国に行きました。宜しく」と、お祈り。

そこから歩いて馴染みのお地蔵さんの所に行き報告と、お祈り。 「岡ちゃんを宜しく」と。

その後、四天王寺に行きました。

天気が良いのと、春のお彼岸が近いのとですごい人出。

彼岸での供養用に大きなロウソクを買い、岡ちゃんの家の先祖供養と、岡ちゃん自身の供養をお願いして来ました。

四天王寺の桜の蕾は、まだちょっと硬かったです。

蕾がほころぶ、と云うところまでは行っていませんでした。

でも、陽射しは温かく、「春本番」と言っても通用するくらいの陽気でした。

でも、ほんと、すごい人出で、私は人に酔ってしまいました。

帰りはグッタリ。

でも、機動隊官舎の門番の子は可愛い子でした。

話しは全く代わりますが・・

此の間、団地のエントランス(玄関ロビー)に、1,000札が落ちていました。

今、落とされたばっかりと云った感じで、まるで湯気が出ている様な感じで。

どうしよう、どうしよう、と考え、私が拾わなくても誰かが拾ってぽっぽないない(ねこばば)をするに違いないと思い、私が拾いました。

そして、1,000円札を冷蔵庫の横にマグネットで止めて置きました。

そのお札を今日、賽銭箱に入れ、落とし主の隠れた徳として、落とし主に良いことがある様に祈願して来ました。

これで、私の心はなんとなく納得、満足をしました。

今日の歩数は、8,706歩で、6.7Km。

今日の出費 供養代及び賽銭    2,200円

今日の出費 書籍「無門関解釈」  2,726円

岡ちゃんのことに関して今日は、私の心がかなり安定してきたと云うか、冷静に受け止めることが出来るようになって来ました。

多分、岡ちゃんを迎えに来た霊が、岡ちゃんをちゃんと天国へと導いてくれているからだと思えます。

もし、岡ちゃんが道に迷っていたら、私に何らかの知らせがあると思うから。

このように身近な人達の旅立ちが重なって行き、死と云うものがだんだん身近になって来るのでしょうね。

若い人達には理解できない事でしょうが。

ここからはもう、読まなくても良いですよ。

私が書きたいから書いている「ときたま夢日記」と、なりますから。

今は音信普通になり、何処に行ったのか判らないAちゃんの話になります。

Aちゃんは一時期、結婚をしていましたが別れました。

その奥さんと私の会話で、Aちゃんが離婚をする前の話です。

私は、彼の奥さんと会ったことがあるのか、ないのか?

例え顔を見たとしても、ほんの一瞬のことだと思います。

「ねえ、セックスをしてサー、終わった後に『あっ、赤ちゃんが出来た』と、分かると言う女性がいるや〜ん。自分の時も、そうだった?」と、私から彼女への質問。

「う〜ん、私の場合はなかった。ただ、セックスが終わった後に脱力感と云うか、無力感と云うか、喪失感と云うか、茫然自失的な感じがした。多分、その時が子供が出来た瞬間だと思う」と、彼女。

「ふ〜ん、そうなんだ」と、私。

夢はただ、それだけの短いものでした。

Aちゃんは、両親が貧しかったのか、又は離婚をしたのかは知らないけれど、施設で育ったそうです。

そこでAちゃんはガキ大将。

後輩と云うか、年下の子達にチンポをしゃぶらせていたそうです。

社会人になり普通に結婚。

でも、ある時、今から40年前、Aちゃんが30才になるかならない頃、阿倍野にあった「唄子(?)」と云うスナックに出入りするようになり、本格的にゲイデビュー。

このスナックは、ゲイあり、SMあり、女装ありの何でもありーのの、当時としては超有名なスナックでした。

アルコールの飲めないAちゃんは、喋くりが面白いので多分、このスナックでは人気者だったことでしょう。

私がゲイの世界にデビューした頃はもう、店を閉めていました。

私自身、一度は行きたかったスナックでした。

噂を良く聞いていましたから。

ある時、ゲイスナックのヘルパーの子がAちゃんの家(団地)に遊びに来たそうです。

「おネエを絶対に出さないことを約束させて」

で、家族がいる前で、テレビを見ている時、そのヘルパーの子が突然、言い出したそうです。

テレビに出て来た男を指さして、「ねーねー、この男って絶対、Aちゃんの好みだよねー」と、奥さんがいることも忘れて。

あー、これで全て終わり。 

Aちゃんがゲイであることが、家族にまる判り。

その後、Aちゃんは離婚して、息子の結婚式にも呼ばれなかったそうです。

私も、Aちゃんの家に行ったことがりますが、私は多分、Aちゃんの奥さんには会っていないと思うけれど、遠い昔のことなので記憶はあいまいです。

その後、Aちゃんは男と同棲をしていましたが、今は何処に行ったのでしょう?

九州出身の男と同棲をしていたから、彼の実家(田舎)の方に行ったのかもしれません。

Aちゃんに会えたら、会いたいものです。

助平だったAちゃんに。

それにしても、Aちゃんの奥さんと、「子供が出来た瞬間」の話をするなんて、夢って本当に不思議です。

こんな訳も分からない事をぐだぐだ、書いていたら、その中、みんなから見放されるかもしれませんね。 かけふ日記を。