昨日は、司馬遼太郎著の「風塵抄」を読み、テレビは録画しておいたNHKEテレの「ドキュランド」、フランス制作の「マリー・アントワネットの前編」などを観ました。
今日は、図書館に行き、借りて来ていた本を返却をし、新たに1冊、借りて来ました。
その後は、朝刊に入っていたスーパー「アプロ」のバーゲンのチラシを見て、アプロに買い物に行きました。
アプロは中加賀屋商店街の中にあり、歩いて30分弱ですが、テクテク散歩がてらに行きました。
中加賀屋商店街は、活気があって私は大好きです。
昔、大阪の下町が元気だった頃を、思い出します。
私が子供の頃、うろついていた商店街は、八幡屋商店街と、四貫島商店街ですが。
スーパーで、インスタントコーヒー等を買い、野菜の安売りの店でナス、キュウリ、ホウレン草、椎茸、バナナを買い、ダイソーにも行きました。
凄い買い物をしてしまいました。
一人暮らしなのに、こんなに沢山 買い物をして・・と、なんだか自分で、おかしくなって笑ってしまいました。
それでなくても、ベーコン、ハム、ウィンナー等が、冷蔵庫の中はいっぱいなのにです。
私はいつも、冷蔵庫を空っぽにする(食べ切る)のに、追われている気がします。
料理が好きだから、仕方ないですが。
家に帰ってからも、ホウレン草2束をゆで(私の場合はレンチン、冷水で灰汁抜き)、キュウリとナスの酢の物、椎茸を煮ました。
今日も1万歩近く歩きました。
世の中、クヨクヨしても仕方りません。
一日、一にちを、楽しく生きて行きましょう。
明日も、前向きに、そして明るく生きて行きましょう。
ファイト・・・・です。
これから先は、新聞や、本を読んだり、又はテレビを観て、ちょっと心が動かされたことを書きます。
大した内容ではないので、うっちゃっておいて下さい。
金曜日の夕刊に、黒井千次さん(作家・87才)の随筆「いま風」が載っていました。
最近、出不精になっている黒井さんが、誰かの何かの受賞パーティーに行ってみようと思い立って、出かけたそうです。
パーティーは元々、椅子の無いパーティーで、申し訳程度に部屋の隅に椅子があったそうです。
その椅子に黒井さんは座り、始まるのを待っていたとか。
すると、その会場に顔見知りで、文筆の腕も確かな画家が来て、黒井さんの隣に座ったそうです。
画家は90才を越えていて杖も突いてたそうです。
しかし、いざパーティーが始まり、受賞者の挨拶が始まると、隣の席の画家は立ち上がったそうです。
杖を床にどんと突き、直立不動に近い形で、話が終わるまで立っていたそうです。
黒井さんは、座ったまま。
画家より年下の黒井さんは、その画家の凛とした姿に感動をし、自分の未熟さと、青二才振りに気が付き、少年のような爽やかさの中に自分が放たれているのを感じたそうです。
そして、黒井さんが、自分より年長者と会話をしたのは久し振りだったそうです。
文の締めくくりは、「人間にとって絶対であるのは<誕生>と<死>だけであって、途中の年齢はすべて相対的なものに過ぎぬ、との思いが湧いた」・・と、ありました。
司馬遼太郎著の「風塵抄」の中の「都会と田舎」の章に、正岡子規の著作「墨汁一滴」からの話が書いてありました。
夏目漱石と子規の話です。
漱石と子規は大学予備門からの親友です。
明治22年の6月ころ2人で、漱石の家の近所(牛込で、今の新宿)を散策していたそうです。
「此時 余が驚いた事は、漱石は、我々が平生喰ふ所の米は此苗の実である事を知らなかったといふ事である」と、書いてあるそうです。
そして、「東京生まれの女性(40才代)が、“ あの筍が竹になるのですか ”と言った」と、書いているそうです。
そして、「若し都の人が一疋(いっぴき)の人間にならうと云ふのは どうしても一度は鄙住居(ひなずまい)をせねばならむ」と、子規は「墨汁一滴」を締めくくっているそうです。
本当にそうです。 田舎育ちと都会育ちの差は、今でこそあまりありませんが、昔はずいぶんありました。
今でこそ、ラジオ、テレビのお蔭で言葉が通じますが、昔はお互いの方言を判り合うのが大変でした。
この間の、東北大震災の時の被災者へのインタビューを聞いて、驚きました。
年配者の話しには通訳がいるのでは、と私は思ってしまいました。
でも、日本って、いい国だなと、日本に生まれたことを嬉しく思います。
イギリスではEU離脱問題で、人種差別が問題が顕著になっている様です。
EU間での往来が自由だったので、イギリスに住みついて仕事をしている外国籍の人達がいっぱい居て、その人達への差別があらわになっているそうです。
「自分の国にいつ帰るんだ。 早く、帰れ」と。
そして、その人達が自分達の国の言葉で話しをしていると、「ここはイギリスだ、英語で喋れ」と。
イギリス(英国)の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」だそうです。
イギリスの歴史的変遷をみると、イングランドが13世紀にウェールズを併合、18世紀初めにアイルランドを加えて「グレートブリテン及びアイルランド連合王国」になったそうです。
イギリスも、アメリカと一緒で、移民で成り立っている国だそうです。