水曜日

今日は本当に暖かでした。

遠方のスーパーまで散歩がてら買い物に行ったのですが、暑くて、足がだるくなってきて、疲れてしまいました。

ちょっと寒いくらいだと身体が引き締まるのですが、中途半端に暖かいと身体がだるく感じられました。

暖かくなっても良いけれど身体がだるいのはちょっと嫌です。

今の時期、気持ちを引き締めないといけないようです。

今日は柚月裕子著の「盤上の向日葵」の下巻を読み終えました。

上巻の終わりの辺りでやっと、殺人事件のあらましが判り始め、読み進むにしたがって引き込まれて行きました。

小説の中で、「因果は巡る糸車」とか、「血がなせるわざ」とか、ちょっとおどろおどろしい言葉が出て来ましたが、最後まで読み終えて私は茫然自失、呆けてしまいました。

運命に翻弄される主人公に同情する気持ちも湧いて来て、読み終えた時点で私はジーンと涙。

将棋の才が運命を狂わせていく、そして例えば、競馬、競艇、競輪、パチンコなどの博打中毒になり身を滅ぼして行く悲しい性。

博打中毒から立ち直るべく己と闘うのではなく、それに命を掛ける男の生き様。

そこまで徹底したら、それも生きる上での美学に思えて来ました。

前半は面白くなかったけれど、後半は運命に翻弄される主人公や、将棋指しの性に心が揺さぶられました。

本当に、面白い警察小説でした。

奈良のさん、早速のコメント、ありがとうございました。

奈良のさんの断捨離は、徹底し過ぎていて恐ろしくさえ感じたことがあります。

奈良のさんの両親が亡くなられて、奈良のさんの一人暮らしが始まった時、トイレのドアを「要らない物」として外してしまった話を聞いた時、私はビックリしました。

凄ーい、と。  これって、私の記憶違いでしょうか?

これはテレビで見た話ですが。

夫と二人暮らしの主婦(年配)が断捨離として、必要最小限の食器を残して、後は全て処分をした話を放映していました。

食器棚には、御茶碗、汁椀、皿、湯の飲みなど、ほんの少しか残されていませんでした。 それも全て味気ない無地。

私の食器棚は引っ越しの時にかなり処分はしましたが、それでも、かなり残しています。

うどん、ラーメン、素麺用などの丼など残っていますが、夏にはガラスの器が欲しいなとか色々、欲しい物がいっぱい有ります。

そういう目で楽しむことも残された人生の中で大事なことではないかと思っています。

本当のことを言うと、破れたランニングシャツも、ゴムの伸びたパンツも、捨てられなくて私は困っています。

あー、病気だ・・・

それに、掃除も苦手なことの一つです。

好きなのは下手の横好きの料理と、洗濯です。

「あー、何とかなるさ」で、残りの人生、生きて行くより仕方がないです。

明日も素晴らしい一日になりますように。