今、読みかけの文庫本がありますが、今日は新たに、宮本輝著の「灯台からの響き(単行本)」を読み始めました。
妻に先立たれた62才の元中華そば屋が、自分の知らない妻の過去をたどる話です。
旅のヒントとなるのが灯台。
私は、この灯台の描写が気に入りました。
灯台のことを宮本輝は、「俺には話し相手もなく、ただ岬や半島の突端で黙して立ちつづけるだけだ」とし、中原中也の詩、「いのちの声」の一節を引用しています。 29ページ。
「僕は雨上がりの曇った空の下の鉄橋のやうに生きてゐる」と。
宮本輝の「話し相手もなく黙して立ちつづけるだけだ」と、中原中也の「雨上がりの鉄橋」という表現に、何故か心ひかれてしまいました。
「空気が澄み、雨に濡れたの鉄橋」、目に浮かびますよね。
それから、昨日読み終えた小説の主人公の名は、纐纈 散多でした。
難しい字でしょう。 何と読むと思いますか?
インターネットで調べたら、「こうけつ さんた」 という名前でした。
苗字「纐纈」の読みとしては、こうけつ・はなぶさ・こうきつ・こうげつ・こうけち・こうけん・こうしぼり・はなふさ・はのふさ・きくとじ・きくとち・くくり・あやめ、とありました。
すごいですね。
意味としては、「絞り染め」の別の言い方だそうです。
明日は新型コロナウイルスのワクチン(モデルナ社製)の接種の日です。 (私自身の接種日)
取りあえず、インテックス大阪行きのバスが出る住之江公園駅バスターミナルの下見に行って来ました。
インテックス大阪行きの臨時のバス停は、従来のターミナルでの下車位置でした。
会場行きバスの案内の年配の男性がいたので、今度はインテックス大阪での下車位置と、乗車位置を尋ねたら親切に教えてくれました。
ちゃんと聞いたので、まずは一安心。
その後、3階にあるダイソーで面白い物を6品買って来ました。
まずは6Bの鉛筆(3本入り)。
今の子は、6Bとか8Bを使っているそうです。
私が子供の頃は2Hの鉛筆でした(私の場合は)。
今、2Hの鉛筆で書いた字を見たら、霞んで見えないことだろうと、思います。
他に何を買ったかは、次の機会を見て書くことにします。
今日、私が住んでいる住之江区では、ほんの少しの時間、小雨が降っただけでした。
日本全国、大雨が降らないと良いですね。
明日も、こころ豊かな素晴らしい一日が訪れますように。