私は、作るのが苦手な料理が幾つかあります。
その中でも一番苦手なのは、筑前煮です。
今まで、まともに美味しい筑前煮は作ったことがありません。
作り始めた何十年前、ゴボウか、レンコンか、どちら原因か判らないけれど筑前煮の具材の全てが灰汁で真っ黒になったことがあります。 それとも鉄鍋の鉄のせいでしょうか?
最近、業務スーパーで鶏のもも肉と、シイタケと、出汁が入っていない「筑前煮の具材・500g」が売っていたので、挑戦をしてみることにしました。
筑前煮の素のポリ袋の裏に印刷してあるレシピ通りに作ることに。
先ず、もも肉を炒め、筑前煮の素とシイタケとを追加して炒め、出汁調味料関係を入れ加熱。
沸騰して15分、煮たら火を消して下さい、との説明書き。
試しに、レンコンや、ゴボウを食べてみたらまだ、ガシガシの生の状態。
薄口醬油とは印刷をしてなかったので濃い口醬油を使ったら、白い具材が真っ黒に。 あー、またもや失敗の予感。
また火を点けて、それから30分以上煮たけれど、レンコンもゴボウも硬いまま。 不味いー。
レンコンやゴボウが硬いまま、一応は食べたけれど、残ったものは全て冷凍することに。
後は、何とか奇跡が起きて、筑前煮がもう少し美味しくなるのを祈るのみ。
今回も又、苦手な料理を克服は出来ませんでした。
後、苦手なのは茶碗蒸しです。
台所でバタバタしながら茶碗蒸しを蒸していると、ついつい、茶碗蒸しにすが入ってしまうのです。
蒸し器の中の温度は60度くらいで、時間は20分から30分、気長に・・・とは分かっているのですが、いつも失敗しています。
あー、プロの料理人って、凄いなーと、私はいつも思ってしまいます。
普通のお母さんは毎日、どんな料理を作って、旦那や子供達に食べさせているのでしょうか?
タイムスリップして、私が子供の頃の食事風景を見てみたいものです。
「ご飯を食べる時は正座をしなさい」と、よく母親に注意されました。
その度に、「お父ちゃんは正座してない」と兄貴がよく口答えをしていたものです。
あー、みんなに会いたいなー。
明日も、夢いっぱいの楽しい一日になりますように。