金曜日

今日は、ビスタ通天閣の消防検査がありました。

消防署員2人が来て、非常階段や避難はしごのコーナーに、邪魔になる物が置かれていないか、消火器はあるか、火災報知器、非常ベルは作動するかを、調べて帰りました。

ビスタ通天閣の職員は、1発で検査が無事に終わったので、喜んでいました。

検査が終わって、岡ちゃんも私も、安心しました。

今日、最初のお客さんは胃癌で胃を全部、摘出したAちゃん(61才)。

Aちゃんは時々、大阪に来て、E(淫宿)に行き、発散しています。

Aちゃんは先日、夜中にお腹が痛くなったそうです。

ずっと痛みを辛抱していたそうですが、朝6時頃、「もう、ダメだ」と観念して救急車を呼んだそうです。

救急車で行き付けの総合病院に行き、レントゲンなど撮って検査。

病院で一泊して、家に帰されたそうです。

痛みは3日間、続き、何も食べずに、病院からもらった抗生物質と痛み止めを飲んでいたそうです。

3日間で2キロ痩せたそうです。

「腹痛になった原因は、サンマの開きだと、思う」と、Aちゃん。

「冷蔵庫のチルド室(刺身などを保存する所)に入れて置いたサンマの開きを焼いて食べて、腹痛になった」と言い、「胃がないのに腹が痛くなるって変だよね」と、Aちゃんは言いました。

みなさん、今は梅雨時。

冷蔵庫を過信しないで下さいね。危ないと思ったら直ぐ、捨てて下さいね。

Aちゃんは離婚して今は、25才の息子との2人暮らしだそうです。

食事、掃除、洗濯などの家事一切を、Aちゃんがしているそうです。

「息子に、自分が男好きだと、ばれているかもしれない」と、Aちゃん。

「ゲイ雑誌を置き忘れて、息子にでも見られたの」と岡ちゃんが言うと、「そんなところ」と、Aちゃんは言いました。

Aちゃんが済んでいる地域で5、6人のゲイの人がいるそうです。

その中で、会話をするのは2人だそうです。

「自分は田舎の持ち家(1軒家)に住んでいるけれど、都会の人が高い家賃を払って賃貸マンションに住んでいるのが、理解出来ない」と、Aちゃんは言っていました。

Bちゃん(70過ぎ)は、この間まで「スナック〇のマスターが良い、タイプだ」と言い、スナック〇に行っていましたが、最近は「スナック△のマスターが良い」と、言い出しました。

「スナック△のマスターには男がいるらしいけれど、セックスはないらしいよ。いつかセックスが出来るかもしれない」と言い、淡い期待を抱いているようでした。

Bちゃんが隣に座っていたC君(40才)に言っていました。

「ゲイもノンケもあまり違いはない。たまたま好きになったのが男か、女かの違いだけだ」と。

“何だか、考え方がおかしい”と、C君は頭を傾げていました。

私が、C君の代わりに反論をしました。

「Bちゃんは奥さんがいるでしょう」と言うと、「孫もいる」と、Bちゃん。

「つまり、Bちゃんは男も女もイケるから(性の対象になるから)そう思うんであって、僕達、男しかイケない人間とは違うよ」と。

Bちゃんは「そうかな」と、言っていました。

Dちゃん(59才・元スナックのマスター)はイタリアに行きたいそうです。

誰か一緒に行く人を、探しているそうです。

そうしたら、「私もイタリアに行ってみたい。連れて行って」と、Eちゃん(64才・元スナックのマスター)が言いました。

これから、メッチャ、会話が面白くなりました。

元マスター同士の、丁々発止の会話で、みんなは笑い転げました。

Dちゃんは信州に花見旅行に、一緒に行ってくれる男を、インターネットの出会い系で募ったそうです。

応募して来たのは5人。

その中の4人はメール交換の結果、バツ

1人残った男が、「旅行に行く前に一度、会いませんか?セックスが合うかどうか、確かめませんか?」と、メールが着たそうです。

“それもありかな”とDちゃんも同意して、日時と場所を決めたそうです。

待ち合わせの場所に行ったけれど、男は来なかったとか。

後で、断りのメールが着たそうです。

「貴方は私のタイプではありません。済みません」と。

男は、待ち合わせの場所いたDちゃんを陰から見て、好みでないと、断ってきたそうです。

結局、信州の花見旅行はつぶれてしまったそうです。

イタリア旅行の件に関して、「セックスはなしで行きましょう。段取りをしてくれたら、付いて行くわよ」と、Eちゃんは言っていました。

Eちゃんは、いやいや、タイプではない男と義理で寝たことがあるそうです。

でもでも、そのタイプではない男がメチャメチャ、セックスすが上手で、燃えまくったことがあるそうです。

「タイプでもない男のセックスって(愛がなくても)、意外に燃えるものね」と、Eちゃんは楽しそうに話していました。

後日、セックスの上手な男と、道で出会ったそうですが男の方が、顔をそらしたそうです。

Eちゃんは、超タイプの男とベッドインしたことがあるそうです。

でもでも、その男は尺八の時に歯を立てるそうです。

「痛い、いたい。歯を立てないで」と何度、言っても全然、直らなかったそうです。

辛抱して2回、寝たそうですが、やっぱり歯を立てるので、その男との付き合いは止めたそうです。

“男が歯を立てる”と云うことは、男の前彼から聞いていたそうですが、男は直す気はなかったようです。

Eちゃんと一緒に来たFちゃん(46才)は、20年前に韓国旅行をしたそうです。

堂山のマスターの紹介で1軒のスナックに行ったそうです。

そのスナックで、もう1軒スナックを紹介されて、行ったそうです。

そのスナックで、通訳(案内)をしてくれていた知人が、先に帰ってしまったとか。

そのスナックで会計をして帰る時、ホテルまで男2人が送ってくれるように、マスターが手配してくれたそうです。

ホテルの部屋に着き、「ありがとう」と言ってドアを閉めようとした時、送ってくれた男がドアに靴を挟み、ドカドカっと部屋に入って来たそうです。

Eちゃんは借りた部屋はツイン。

そのベッドで、男2人は激しいセックスを初めたそうです。

言葉が通じない韓国人に、まだ若かったEちゃんは恐怖を募らせて、一睡もせずに震えていたそうです。

朝になり、チェックアウトをするから出て行ってくれと、身振り手振りで男2人に伝え、やっと、男2人は帰って行ったそうです。

「それ以後は恐くて、韓国に行っていない」と、Eちゃんは言っていました。

Eちゃんは昨日が誕生日だったそうです。

店からスィーツ(甘い物)を出して上げて、お祝いしました。