月曜日

Aちゃん(46才)は、台湾の友達と飲みに来てくれました。

友達は、Bさんで60才。

大阪に5日間いて、東京にも5日間。1月1日に、台湾に帰るそうです。

Bちゃんに「台湾の定年って、何才?」と聞いたら、「公務員で50才か55才」との返事。「へ〜、早いんだ」と、私。

Bちゃんは定年後、日本語を勉強する為に東京(入谷)に1年半、いたそうです。

「ゲイを知ったのは徴兵の時?」って聞いたら、「徴兵が終わった後で27才の時。台湾の映画館(ポルノ)で、同性に手を出されて、知った」と、Bちゃん。

Bちゃんは独身だそうですが、本格的にゲイの世界に入ったのは定年後だとか。

今は40才代の子と付き合っているそうです。

Aちゃんが言いました。

「中国では男の売り専がすごいよ。年代も20代から70代くらいまで登録されていて、ネットでは顔写真、裸の写真、服を着た写真とか載っているけれど、格好いい男ばかりだよ。値段は泊りで1万円くらい。もし、男を呼んで好みでなかったら、キャンセル(男の取り換え)が効くらしいよ。載っていた写真が時々消されるけれど、それは誰かに囲われたと云うことらしい」と。

「僕の顔写真を載せたら、誰か買ってくれるかな?」と冗談で行ったら、みんなは大笑いをしました。「物好きが買うかも?」と。

Cちゃんは、素人(金を稼げないので)の俳優です。

前回はサロメで女優をしましたが、今回も金髪の女の役だったとか。

土曜日は2回公演。日曜日は1回公演。その後、若い子等と打ち上げ。

今日は昼の1時まで寝ていたけれど、このまま家にいてもしようがないので、飲みに来てくれたそうです。

Cちゃんが俳優と聞いて、Dちゃんが言いました。

「僕も一度でいいから本格的に女装をしてみたい。不細工な梅沢富美男が、あんなにも綺麗になるのだから」と。

Eさん、10時頃に来店。

「10時40分には店を出ないと、帰りの乗継のバスがなくなる」と、Eさん。

「今日は野暮用で、大阪に来た」と、Eさん。

「今年は良いことあった?」と岡ちゃんが聞いたら、「ありました」と、Eさん。

「どんなこと?」と聞いたら、「男が出来ました。28才の子です。生まれ育った環境は悪かったらしいけれど、すごく真っ直ぐで良い子だ」と、Eさん。

Eさんは所帯持ちなので、「そうそう家を空けられないけれど、彼とは長い付き合いをしていきたい」と、Eさん。

「来年は古稀です。吉永小百合と同じです。長生きをしたら良いことがあるもんだね」、しみじみEさん。

今日も彼と会って来たそうです。今、Eさんは幸せいっぱい。

かけふの店のおでんを、「美味しい、味がしみている。美味しい」と言って、喜んでくれました。

Eさんは結局、カラオケを3曲唄って、11時頃に帰って行きました。

「乗継のバスがなくなったけれど、その間は歩く」と、Eさん。

今は大いに幸せだから、寒い夜道も楽しいかも。

良かったね、おめでとう。