Aちゃん(60半ば)は、通天閣下のラジウム温泉(銭湯)に行ってから来店。
「ラジウム温泉、混んでた?」と岡ちゃんが聞いたら、「今日はすごく、混んでた。ゲイの人も何にか、いたよ」と、Aちゃん。
Aちゃんには、2つ3つ年上の彼(Bさん)がいて、今、彼と、彼の愛犬と、Aちゃんと、一緒にAちゃんの家で暮らしています。
「犬がね、2階の彼の部屋で、布団の上におしっこしたんだよ」と、Aちゃん。
犬のトイレは置いてあるそうですが、まだ、Aちゃんの家に慣れていないせいか、粗相をするそうです。 大変だね。
彼との同棲生活も、今の所はお試し期間って感じで、ちぐはぐした所もあるそうです。 これからだね。
Aちゃんは、前彼を2人、ガンで見送っています。
2番目の彼の墓に、Bさんと一緒に行った時、たまたま、前彼のお姉さんと出会ったそうです。
前彼のお姉さんは、Aちゃんと前彼がゲイの夫婦だと、知っている人だったとか。
そのお姉さんがBさんを見て言ったそうです。
「お友達ですか?」と。
「『弟が亡くなってまだ49日にもなっていないのに、新しい男かよ』と、お姉さんは思っただろうね」と、Aちゃん。
Cさん(60過ぎ)は、11月17日(金)に引っ越すそうです。 東京に。
東京での賃貸マンションは、ワンK。
テレビ、冷蔵庫、ベッド、冷暖房の空調など完備。
「東京では低反発の布団を買う」と、Cさん。
「低反発のマットって良いらしいよ。『腰が悪い』と言っていたお姉さんが低反発のマットを買ったら、治ったらしいよ」と、Aちゃん。
「僕も低反発のマットで寝ているよ」と、岡ちゃん。
「あー、もう仕事、したくない、したくない。私、精神、病んでいるかも」と、頭をもじゃもじゃ手でかきながらCさん。
東京から関西に戻って来るのは、Cさんが65才の時。
その時は仕事をきっぱり、辞めるそうです。
「東京オリンピックの開会前に帰って来るのよ」と、Cさん。
Cさん、もうちょっとの辛抱だよ。 頑張ってね。
Cさんの友達のDちゃん(60半ば)の来店。
私達2人に「飲んで、飲んで」と、いたくご機嫌な様子。
何だか変だな。 いつもと違うな、と思ってたら、今日の昼、彼(Eちゃん・アラ70)とデートをして来たそうです。
Eちゃんは家族がいるので、食事とホテルの後は家に帰ったそうです。
なるほど、そうだったのかと、私は納得。
何時もは洒落た所で食事をしている2人ですが、今日はDちゃんの案内で、新世界の食堂(めし屋)に行って来たそうです。
和風シチューで有名な食堂に。
「へー、こんな所、知っとんのか?」と、Eちゃんは驚いていたとか。
それにしても、今夜のDちゃんはご機嫌でした。
機嫌よく、ボトルをおろして帰って行きました。