ドアが開いたので「いらっしゃいー」と私は言いました。
見るとニコニコ顔の岡山のAさん。
1年以上ぶりです。
「Aさんに開店の案内をしなくてごめんねー」と謝りました。
Aさんは前の店の常連さんでした。
私は前の店のお客さんを取ることになるのではないかと思い、あえて開店の案内をしなかったのです。
「うん、店をやるのは知っていたよ。インターネットでかけふの日記を偶然見つけて読んでいたから」とのこと。
Aさんはサンフランシスコのゲイ祭り(正式な名前はしりません)に合わせて1週間サンフランシスコに行っていて、その帰りに「かけふ」に来てくれたとのこと。
一緒に旅行に行く予定だった人(英語がペラペラ)の都合が急に悪くなり、一人で行って来たとのこと。
最初の3日間は言葉も通じず、食べる物も口に合わず早く日本に帰りたいと思っていたらしい。
でも後半は諦めと開き直りで、楽しく過ごしてきたらしい。
地下鉄の乗り方が分からず30分以上ウロウロしていたら、見かねてホームレスのような人が来て教えてくれたと笑っていました。
言葉も最初は英語のアクセント、発音が気になってまともに話せなかったが、後半は「すみませーん」と言い「結構日本語が通じた」と言っていました。
元々超デブ専のAさん。ゲイ祭りを満喫したようす。
ゲイ(男同士、女同士)のパレードではデブのフリチンもいたらしいです。
写真をいっぱい見せてくれました。
帰り、韓国での飛行機の待ち時間に街に出たけれど、若い人は英語も日本語も全く駄目だったが年輩の人がメチャ日本語が上手だったとビックリしていました。
「ツアーの旅行(パック旅行)だと現地の人とのコミュニケーションが全くなく日本語だけで行って来れるでしょう。若い時は自分で計画を立てて行くのも良いけれど、年がいったらツアーの方が良いわね。言葉の心配がなくて」と何だか年寄り臭いことをAさん(56才)は言っていました。
30年前の旅行では声がかかったけれどが、今回は全くだめ。
東洋人は若くないともてないのよと、言っていました。
Aさん、楽しい話ありがとう。
今後とも宜しくお願い致します。