Aさん(68才)は今年、7、8年間、付き合っていた彼(73才)が亡くなったそうです。
家族持ちの彼が入院している間、彼なりに看病をしたそうです。
体に合わない抗生物質を投与され39度の熱を出している彼に、解熱の為に座薬を入れて上げたそうです。
彼は「女房にもしてもらったことがない」と言って、喜んでくれたそうです。
彼の死が目の前に見えてきた頃、抱きつきたい気持ちを抑えて、彼の手を一心に握っていたとか。
彼が亡くなった後、彼と行ったスナック(新宿、上野、浅草、広島、博多)に遺影を持って行ったそうです。
行った店で、マスターが号泣。
亡くなった彼を忍び、みんなの飲み代をタダにしてくれたそうです。
Aさんは23才の時、名古屋駅の地下にあった銭湯に行ったそうです。
サウナの中で、男同志士が遊んでいるのを見て“あー、これだ”と、Aさんは感動したそうです。
男の世界はそれ以来。芸歴は45年だそうです。
Bさん、Cちゃんの来店。
Bさんはゲイ歴が長く、ゲイの世界の重鎮。
後から来たお客さん数人と、昔話で盛り上がっていました。
Dちゃん(59才)とは、Dちゃんが20才過ぎ(ゲイデビュー当時)からの知り合いだそうです。
Bさんは、昔のことを克明に、はっきり覚えておられたので、私は驚きました。
BさんとCちゃんは付き合い出して27、8年。2人は同棲。
家ではBさんは何も出来ないそうです。
最近、クーラーの消し方を覚えたそうです。
Bさんの消し方は部屋のブレーカーを落とすこと。
コーヒーメーカーの使い方もやっと覚えたそうです。
将来、機種が変わったらまた使い方が分からなくなるので、予備に、もう一つ、同じ機種のコーヒーメーカーを買ってあるそうです。
「犬の散歩だけは、こまめにしてくれる」と、Cちゃんは笑って言いました。
今日、一番最初に来てくれたのはEさん。
堂山のスナックで良い出会いがあったそうです。
前回、飲み友達と一緒に行った時は、彼の視線を浴びっ放し。
昨日、行った時は彼も1人、Eさんも1人。
2人で話をして相思相愛に。
でも、彼には付き合っている人がいるとか。
Eさんは相手がいる人とは付き合わない主義。(苦い経験があって)
せっかく良い出会いがあったのだから、セックスは別にして、友達になれば良いのに・・と、私は思いました。