Aさん(70過ぎ)と、Bさん(60半ば)の来店。
Aさんは、ずっと一人暮らしだと私は思っていましたが、違っていました。
64才になる従兄弟と、一緒に住んでいるそうです。
従兄弟は何も出来ないので、食事などの家事をして上げているそうです。
洗濯に関しては、彼の物は彼自身で洗濯をしているとか。
彼は昼からパートの仕事に行き、8時頃に帰って来るそうです。
時間給は、900円。
年金は65才から、もらうことになっているそうです。
なぜ、彼と一緒に住むようになったか?
彼は彼の姉の婿(義兄)が、商売を始める為にか、商売を継続する為にかで、金を借りたそうです。
その時に、彼は保証人になったとか。
それからは、よくある話。
義兄が金を返されなくなり、彼は退職金で借金の穴埋めをしたそうです。
彼は妻帯者だったけれど、奥さんには内緒で保証人になっていたとかで、借金の為に、奥さんとは離婚。
行く所がなくなって、Aさんとの同居が始まったようです。
従兄弟は男。
だけれど、「従兄弟には全く興味がない、オチンコに触りたいとも思わない」と、Aさん。
一緒に住んでいる部屋のテレビは、1台だけ。
彼が見る番組と、Aさんの見たい番組は全く違うそうです。
色々あって、彼の面倒を看ているAさんですが、一つだけ良いことがあるようです。
「万が一の時、当面は(Aさんの)孤独死はないだろう」と、Aさん。
人間の人生って本当に波乱万丈、色々だよね。
最近、テレビで一人暮らしの老人の特集を、よくやっているよね。
一昨日に見た番組では、子供がない夫婦で、旦那が先に亡くなり、老婦人の一人暮らし。年金は月、4、5万円。
毎食、白ご飯にふりかけを掛けて食べているそうです。おかずなしで。
一人暮らしの老人の、万引きが増えているそうです。
Cさん(67才・他府県)とは、古い知り合いです。
15年前くらいからの知り合いで、岡ちゃんと私が手伝っていた今はないスナックMの時代からの知り合いです。
Cさんの名前と顔は覚えているけれど、何時どんな形でCさんがスナックMに来られたかは思い出せずにいました。
Cさんが仕事や組合員のテニスなどで、日本全国に行っておられる話を聞いていて、沖縄の話になった時、「あーそうだ」と、岡ちゃんも私も気が付きました。
「沖縄に移り住んだD君と、Cさんは一緒に来たんだ」と。
CさんとD君は、D君が沖縄に行った後も(計7年くらい)付き合っていたそうです。
Cさんは、D君のことを気に掛けてメール等をしていたそうですが、返事が来なくなったそうです。
今でもCさんは、D君のことを心配している様でした。
Cさんの今夜の泊りは、上六にある都ホテル。
「ここのホテルが一番、落ち着く」と、Cさん。
「タクシーでホテルまで帰ります」と言って、帰られたのは良いけれど、Cさんの上着がハンガーに掛かったまま。
岡ちゃんがCさんを探しに行ったら、上着を忘れたことに気付いたCさんが戻って来たそうです。
店に戻って来たCさんいわく、「ホテルの鍵がポケットに入ったままだ」と。
Cさん、また大阪に来たら、寄って下さいね。