Aちゃんは最近、引っ越しをして昨日、荷物(コンテナ1個分)が届いたそうです。
ところが、ところがパッキングケース1個が紛失(盗難かも?)していたとか。
Aちゃんはパッキングケースの中身を箱に書くのと同時に、番号を書いていたそうです。
配達して来た引っ越し業者に告げると、あるナンバーの箱が1個ないことは認めたそうですが、「自分達のミスではない」と、言ったそうです。
荷物は、引っ越しトラックからコンテナに(船)、大阪に着いてコンテナから引っ越しトラックに積み替えてから、Aちゃんのマンションへと運ばれて来たとか。
引っ越し業者は、業界NO1の会社(?)。
「その箱には何が入っていたの?」と聞いたら、「100万円相当のミントセット」と、Aちゃん。
「ミントセットってなに?」と聞いたら、「その年に発行された硬貨がセットになった物(貨幣セット)。その年に記念硬貨などが出たら、それもセットに入っている。毎年買っていた。集めていた記念切手もなくなった」と、Aちゃん。
「弁償がどうのこうのより、毎年集めていた貨幣だったので、なくなって残念」と、Aちゃん。
Aちゃんは案外、無欲なのか、100万円相当の物がなくなったことに関して、あまり悔やんではいませんでした。
「40キロの金庫も運んで来た」と、Aちゃん。
「何時お金がいるかもしれないので、1千万円は常時入れていた」と、Aちゃん。「へ〜」と、私。
金持ちのAちゃんの日課は毎日、スーパー玉出に行って1,000円以上の買い物をして1円の品物を買うこと。
1円になっている品は、魚肉ソーセージ1本とか、メロンパン1個等など。
「昔は1円で良い物があったけれど、最近は良い物がない」と、Aちゃん。
毎日、1,000円以上買うって、毎日毎日、何を買っているのでしょうね?
Bちゃん(61才)と、Cちゃん(59才)の来店。
かけふの店がオープンした年の秋に、2人はかけふの店で出会いました。
だから、2人は付き合い出して、もう直ぐまる10年。
Cちゃんは、インターネットの出会い系をやっていたそうです。
どこかに飲みに行こうとインターネットで調べて、堂山のスナック翌檜の20周年記念パーテーの初日に初めて飲みに行ったそうです。
大阪に来たのも初めて、スナックに行ったのも初めてで緊張をしたそうです。
鯱張っているCちゃんに、東京から来ていた或るマスターが言ったそうです。
「なに猫かぶってんのよー」と。
この時、“なにくそー”と思い、反撃をしたとか。
Cちゃんのゲイの世界デビューはこんな風だったそうです。
この後、新ちゃんに連れて行かれて、やっと、ほっとしたそうです。
Cちゃんは宮崎出身で、今は福井。
ちょっと外出する時は、まずは雪かきから始まるとか。
田舎では、どんなに近くてもまずは車。
雪に濡れても良いようにウインドブレーカーを着て雪かきをするそうですが、すぐ汗を書くそうです。
「将来(引退した時)は、暖かい所で過ごしたい。放浪の旅に出たい」と、Cちゃんは言っていました。
宮崎と言っても街ではなく、渓流が流れている上流の上流、山の中だそうです。
魚と言えば、子供の頃は、やまめ、鯉などの川魚を食べていたそうです。
お祖母さんが鶏をつぶして、Cちゃんに羽根むしりを手伝わせていたそうです。
雛が孵らない玉子も食べさされたそうですが、卵の中身はある程度、鳥の姿をしていたそうです。
それを見て以来、暫くは卵が食べれなかったそうです。
Dちゃん(69才)の来店。
今日は1階のお店の最終日。Dちゃんはお別れに行って来たそうです。