土曜日

今日はAちゃんと、「どっかに行こう。スーパー銭湯か何処かに」と、約束をした日です。

「何処に行くか?スーパー銭湯か、銭湯か、日帰りの天然温泉か」を、まかされた私は必死。

同じ行くのだったらAちゃんも楽しめて、私も楽しめる所。

昨日(金曜日)は、午前中2時間、午後から1時間、インターネットで探し続けました。 眼が疲れるまで。

奥水間温泉、犬鳴山温泉武田尾温泉など色々。

そして、Aちゃんに電話。

「良い所が見つからへん、どうしよう?」と言ったら、「自分が前に話していた漢方の湯で良いよ」とのこと。

実は、その漢方の湯とは、私がインターネットで見つけた小規模な旅館。

その旅館で、日帰り客用の漢方の湯を行っている、というもの。

実は「私も一度、行って見たいな」とは思い続けていたけれど、もし行って見て、そこが予想外の所で、Aちゃんが気分を悪くしないかと、迷い続けていました。

でも、電話で「漢方の湯」で良いよ、とのことだったので、私は行くことに決めました。

待ち合わせ場所は、A駅の1番出口に近い所の改札。

そこに午前10時、と決めました。

今日は、大忙しで家を出て、何とか5分前に着きました。

待ち合わせ場所にAちゃんはいませんでした。

いつも早目に来るAちゃんです、どうしたのかな?と心配をしていたら電話。

「もう、1番出口に居るよ」との電話。

「待ち合わせ場所は改札だよ」と、私。

1番出口でご対面。 

会って、100歩も歩くかあるかない所に目的の旅館。

ほんとう、見た目、地方にある細々と営業をしている民宿、と言った感じ。

中に入ると、ますます地方の民宿、そのまま。

靴を下駄箱の棚に自分で置き、段ボール箱にいっぱいあるビニールのスリッパを、自分で取り出して穿きました。

ゴチャゴチャしたフロントでは、昨夜の宿泊客(家族連れ)が会計をしているところ。

その人達の後で、私達は金を払い、風呂場に案内をしてもらい、漢方の湯の入り方を教わりました。

まずは体を洗い、その後で漢方の湯。

そして、刺激が強いので、急所(竿と金玉)を両手でカバーしながらの入浴。

私は、以前、上六(日赤の近く)にあった漢方の湯に行っていたので、入り方は知っていましたが、Aちゃんは始めて。

「食堂もあります。食べる時は教えて下さい」と、受付をしていたおばちゃん。

それから裸になって入浴。

身体を洗い、シャワーで石鹸を流し、まずは漢方のサウナ。

サウナで12分。 その後、汗を流して、薬湯に5分。

私は、久し振りでの漢方の湯。 

Aちゃんは始めの漢方の湯で、「痛い、痛い」と、言いながら身体を鎮めました。

早く言えば、大量の唐辛子がぶち込まれた湯の中に浸かる感じです。

サウナ、水風呂、漢方の湯、漢方薬茶、これを1クールとして、私は3クールしました。 

この間、1時間半。 

入浴客は、誰も来ませんでした。 2人切り。

もちろん、友達同士だから何も起こりません。

時々、若い男の従業員が、私たちが生きているか、悪さをしていないかの様子見には来ましたが。

Aちゃんも、私も身体はポカポカ、実に爽やか。

最後にシャワーで、身体に付いた漢方を軽く流して、浴場から出ました。

その後、食堂に行き、生ビール。

冷たくて、もの凄く美味しかったです。 

何時もとは全く違うビールの味でした。 

あんなの初めてでした。 最高の味でした。

食事は、カレーうどんをオーダー。

食べ物は期待していなかったけれど、カレーがメッチャ美味しかったです。

カレー粉と、小麦粉と、片栗粉で作ったような懐かしい味(おふくろの味って感じ)でした。 

肉もどっさりで一人前、800円。 感動ものでした。

色んな雑多な物が所狭しと並べられたロビーには、プロ野球選手のサインTシャツや、甲子園に来た地方の高校生たちの集合写真などが、いっぱい飾ってありました。

小さな飼い犬が外を眺めていたので声を掛けましたが、Aちゃんや私にはなついてくれませんでした。

漢方の宿としてのハードの面は別として、ソフトの面に関しては家族的で、フレンドリー。

なんか、親戚の家に行った感じで、あまりお客さん扱いはしてもらえませんでした。

予想をしていたのとは大違いで、Aちゃんも、私も大感激。

「定期的にまた来よう。骨休めに来よう」と、2人で話し合いながら小雨の中、帰って来ました。

今日も、楽しい一日でした。

Aちゃん、世話になりました。 感謝です。 

また、行きましょう。

明日も、良い一日でありますように。