今日の最初のお客さんは他県からMちゃん。
2日、3日の2泊3日で来阪。
そして焼酎の一升ビンをキープ。
Mちゃんは仕出屋さんをしています。
「仕出屋さん(料理人)をしていて手が荒れない?」と私が言うと、Mちゃんは手を出して見せて「手は荒れない」と答えました。
「どうして?」と聞くと「魚の油で手が荒れない」とのこと。
確かにMちゃんの手はふっくらとしてツヤツヤしていました。
人に手を見せた時に「魚屋の手をしているね」と言われたことがあると言っていました。
Mちゃんは大学時代は神戸に住んでいました。
そして、大阪駅構内にある本屋さんでゲイ雑誌を立ち読みしている時に声をかけられ、その人に連れられてホテルに行ったのが男の初体験だそうです。
高校時代にベルギーから交換留学生が来たそうです。
そして、交換留学生等と共に海に海水浴に行ったけれど服を着替える時にすごく誰かの目線を感じたそうです。
泳いだ後の食事の時にMちゃんの隣に太ったベルギーの学生が座ったそうですが、その学生の膝がMちゃんの膝をグイグイ押してきたそうです。
「その時は気が付かなかったけれど、あれはモーションをかけていたんだね」とMちゃんが言いました。
「その時にゲイ(遊び)を知っていたら、その学生と遊べたのにね」と私が言うと、「そうだね」とMちゃんは笑って言いました。
O市のIさんの来店。
Iさんは去年、伊勢神宮に初詣に行った時の話をしました。
案内をしていた人が、初詣の意義を説明をしたそうです。
「みなさんは初詣で“今年1年、良い年であリますように”とお祈りをされますが、そうではなく去年1年無事に過ごすことが出来ましたと感謝をするのが初詣です」と。
その説明を聞いてIさんは初詣の意味が分かったと言いました。
聞いていたみんなも「なるほど」と合点をしていました。
へー、祈願ではなくて感謝の意をあらわすのが初詣なんだと、私も納得をしました。
S君、お連れさんと来店。お連れさんはGさん。
Gさんは来店中のKさんとはテニス友達だそうです。
GさんがKさんに「何でこの店に来ているの?」と聞いたら、Gさんは「この店は落ち着くから。それにYPも来ているしね」と答えられました。
Gさんに“かけふの店は落ち着く”と言ってもらえて、私はすごく嬉しかったです。
店を閉めた後、Oちゃんが携帯電話が床に落ちているのを発見。
「誰のでしょう?」と思案をしている時に、落し物の携帯電話が鳴りました。
でもでも、携帯電話を持っていない、そして使い方を知らない私達にはどうして良いか分かりませんでした。
暫らく弄繰り(いじくり)回していたOちゃんが、携帯電話の中に知った人の名を発見。
そして電話をかけることに成功。
やっと、やっと電話がつながり落とし主が誰か分かり、落とし主に連絡を取ってもらうことが出来ました。
これで一安心。ホッとしました。
今夜も大忙し。
そして私達は今夜も酔っ払ってしまいました。