水曜日

店を6時に開けたのに、なかなかお客さんの来店がなし。

あ〜、今夜はどうしたのだろう?と、案じて時間は9時。

やっと、最初のお客さんの来店。

ピッシリと、スーツとコートで決めた体格の良いSちゃん来店。

横浜出張から帰って来て、明日は福島への出張とのこと。

Sちゃん今、49才。

「子供の頃からゲイの素質はあったの?」と聞いたら「特になかった」とのこと。

ただ、祭りの褌にあこがれていて、中学生の時に、家にあった晒しで自己流で褌を締めたことがあります、とのことでした。

そして、初体験は男の性感マッサージで、ゲイ歴は5年くらいだそうです。

Gさんの来店。Aさんの来店。

Aさんの弟さん(首から下が麻痺の身体障害者)が足の骨折で入院されて、その看病に行き、2日間、あんまり寝ておられないとのこと。

私が心配してもどうにもならないけれど、心配です。

Tさんの来店。

「Kちゃんは来ている?」と言って来店。

暫らくすると「Tさんは来ている?」と言って、Kちゃんの来店。

TさんとKさんは何時も突然、不定期で来ます。

「めったに来ない二人なのに、よく(店で)会うね」と、私が小声で言うと、「めったに来なくて、済みませんねー」とKちゃんが大きな声で言いました。

TさんとKちゃんは古い古い友達(昔はHがあったのかな?)で、出会うとギャーギャー言い合う仲で、店が賑やかになります。

少し酔っていたTさんですが、60度のどなんを飲んで、かなり酔っ払っておられました。

Yちゃんの来店。

今夜は早目に店(スナック)を閉めて来店。

Kちゃんに「早く閉めすぎじゃーないの」と突っ込まれていました。

Bちゃん、お寿司のお土産を持って来店。

みんなが帰られてBちゃんが一人になった時、Bちゃんはポツ、ポツと話し始めました。

お付合いをしている人のことで悩んでいる話を。

話はかなり深刻な話で、Bちゃんはかなり悩んでいる様子。

私達は話を聞くことしか何も出来ないので、「うん、うん」と聞いていました。

Bちゃんは1時になり「帰ります」と言って、淋しく帰って行きました。

Bちゃん、頑張ってね。