最初のお客さんは新規のお2人。
他の店で“かけふの店”の噂を聞かれての来店。
お1人はSさんで68才。もう1人はKさんで65才。
年よりはずっと若く見える2人は付き合いだされて10年だそうです。
Sさんは生まれてからずっと同じ家で住んでおられるそうです。
幼馴染の友達もいて「自分が結婚もしないでいることを皆は変に思っているだろう」と言われ、家の近所では細心の注意をしているそうです。
Kさんが家に来る時も他人に見られないように気を配っているとか。
Sさんが子供の時は、大人達がみんな褌一丁でウロウロしていた頃。
Sさんはその褌(ゆるふん)の中を気にしていたそうです。
学生の頃、ボウリング同好会に所属していて、先輩と関係をもったのが初体験だそうです。
社会人になってから知人にゲイスナックに連れて行かれて本格的にゲイに道に入ったそうです。だからゲイ歴は40年以上だとか。
初めての来店にかかわらず、面白い話をいっぱい聞かせてもらいました。
H君(47才)、テニス帰りに来店。
H君が中学生の頃、家庭教師派遣のようなところから40才くらいの先生が来たそうです。
先生が「海に行こう」と言い、塩谷の海に連れて行かれたそうです。
塩屋には漁師小屋があり、その中には藁が敷かれていたとか。
その小屋の中で先生が「(先生の)膝の間に顔をうずめろ。2人だけの秘密を持とう」と言ったので、H君が言われた通りにすると先生はH君の頭を両手でなでたそうです。
その時は、それだけ。
H君が、その時の話をお母さんにすると、その先生の派遣はなくなったそうです。
「もし、その先生がH君の好みだったら2人の関係は深まっただろうね」と私が言うと、「うん、先生は好きなタイプではなかった」とH君は答えました。
東京のKさんの来店。
Kさんはパソコンで“かけふ日記”を読んでおられとばかり思っていたけれど、携帯でも読んでおられるとか。
金曜日の日記に“Kさんが酔って来店”と云うようなことを書いたら、「あの時、私は酔っていませんでした」と今夜、言われてしまいました。
そして、「日記を読んだ友達から“大阪にいるのか”と電話があった」とのこと。
店にはKさんの知り合いのKOさんがいて、KOさんの隣りに座りました。
何の話の流れからか、Kさんが突然、スボンの前を外してPを出す格好をしたので、KOさんはビックリして仰け反り、目を丸くしていました。
競馬のYさんの来店。
今日の競馬では少しマイナスをしたそうですが、昨日の万馬券で来てくれました。
今夜も来店中の全員にウィスキーの水割りを出しました。
3週連続で万馬券記念のボトルをおろしてもらいました。感謝。