月曜日

今夜最初のお客さんはIさん。

海外(アジア)出張から昨日帰って来たそうです。「日本は寒い。寒い」と連発して振るえていました。

身体を温める為に、コップに日本酒を2割程度入れてのお湯割りをオーダー。

気持ちが落ち着いた頃、歌を1曲。あさみちゆきの「黄昏シネマ」を、Iさんが唄いました。

海外出張の時、一緒に出張していた若い子が一所懸命に聞いていた曲だそうです。「良い曲だな」と、Iさんが言うと、「今、飲み屋で流行っています」と、彼は言ったそうです。

「すぎもとまさとの作曲した歌(比較的、新曲)がノンケの店で流行っているはずがない。やっぱり彼はゲイだったんだ」と、Iさんは納得していました。

Iさんが出張していたアジアでは「結婚前の男と女のセックスは宗教上、禁止されているそうです。だから、男同士のセックスは認められているとか。その国では旧王室の人達は超金持ち(セイロンの国家予算以上の金持ち)だそうです。仕事相手の、その旧王室の男に、若い同僚が言われたそうです。「一緒にマスかいて、お互いに見せっこをしよう?」と、現地の言葉で。同僚は結婚しているノンケ。嫌だったそうですが、(仕事上、仕方なしに)誘いに乗り、マスの見せっこをしたそうです。

「だったら、日本にある男の為の(ゲイの)ファッショマッサージみたいなのがあるかも?」と、私が聞いたら、Iさんは「あるらしい」と、答えていました。

「男同士のセックスが認められていたらIさん、行く?」と、私が聞いたら、「行かない。(その国に)俺の好みがいないから」と、Iさんは答えました。

私だったら行くかも?だって、10年以上、男日照りだものね?・・・男だったら(チンポが付いていら誰でも)OKかも?・・ウン。

後から来たお客さん達とIさんは(本当か?嘘か?知らないけれど)話していました。

インフルエンザやエイズは何処かの国が生物兵器としてか?製薬会社が金儲けの為にか?流行らしているらしい?とか、又、アメリカは日本の与党民主党の次期党首選びにも口を出しているらしい?・・云々の裏話をしていました。(本当だったら、超、恐い話だね。)

Rさんの来店。新しい曲を覚えたと言って、コブクロの「赤い糸」を唄いました。

Iさんは学生時代、コーラスをしていた人で歌はメチャ上手です。

「『赤い糸』は良い詩、良い曲でしょう?」と、Rさんは言いましたが、Iさんが唄ったのでメチャ良い曲に聞こえました。

(ハッピーエンドで終わるこの曲を“Iさん以上に上手に唄う人はいないだろうな”と、私は思いました。)

学生時代、アルバイトとしてラウンジでピアノを弾いていたそうです。

「新地(高級飲み屋街)で弾いていたの?」のと、岡ちゃんが聞くと、「千林(超、下町)で」と、Rさんは笑って言いました。

ラウンジではお客さんの歌(演歌など)に合わせてのピアノ伴奏ですが、お店の人に「あんたのピアノは固い(クラシック風)」と、言われて断られたそうです。

今でも、一日に1回は必ず、(家にあるグランドピアノで)ピアノの練習をしているそうです。

琵琶湖ホールで今年の秋にオペラがあるそうです。「聴きに行きたいけれど45,000円では高すぎて行けない」と、Rさんは言っていました。