金曜日

Aさん(70才)は、肝臓ガンで手術をしましたが転移。

大腸ガンの手術の後、再度、肝臓ガンになり、ラジオ波で腫瘍を焼いたそうです。

だから今、身体は手術痕だらけ。

「これまで、付き合っていた人を4人、見送った」と、Aさん。

「付き合いをする時は、遊び相手を他に作らず(スペアーの男を作らず)いつも1対1で来たので、相手が亡くなったら、その都度、次の相手を探すのが大変だった」と、Aさん。

「死ぬまでにもう一花(男同志の恋愛)咲かせたいけれど、無理だろうか。身体の手術痕を自分で見ても気持ち悪いから、他人はなおさらだろう」と、Aさん。

「精液も50cmくらい飛んでいたのが、手術のたびに飛ばなくなり、今は垂れるだけ」とAさんが言うと、「手術をしたせいではないでしょう。単に年がいったから飛ばないんだよ」と、聞いていたみんなが言いました。

あ〜、恋愛の対象としての男。

セックスの相手としての男。話し相手としての男。

飲み友達としての男。

いずれにしても、気の合う男って、欲しいよね。

B君(41才)は近年、住んでいたアパートを立ち退きになり、引っ越しをしました。

引っ越し前も、引っ越しをした後も木造の賃貸。

立ち退き前のアパートでは、ネズミと同居でした。

B君が寝ている枕もとで、ネズミが子供を産んだこともありました。

引っ越しをして、“やれやれ、これでネズミから解放をされる”と思っていたB君でしたが、またまた、ネズミが出だしたそうです。

ネズミ駆除の為に色いろやったけれど、すべてダメだったとか。

B君の隣で、ネズミの話を聞いていたのはCさん(80才)。

Cさんの家でも、ネズミが出るそうです。

ネズミと目が合うと、Cさんはネズミに話しかけるそうです。

「この家から出て行きなさい。出て行かなかったら殺すよ。出て行きなさい」と。

それを聞いたB君、「あー、そんな手もあったんだ」と、変な所で関心をしていました。

話を聞いていたDさん(73才)が、「ネズミを退治するにはヘビを飼えば良いよ」と言うと、「それが良い、それが良い」と、B君とCさんは大納得。

「ヘビを飼うんだったら白蛇が良いな。金が溜まるから」と、B君。

ネズミと同居をしている人達は大変だろうけれど、3人の話を聞いていると、楽天的で時代錯誤。面白かったです。

Eさん(関東)は今日、時間があったのでスパワールド(新世界の天然温泉・1,200円)に、初めて行って来たとか。

ノンケぶっていたEさんの周りには、組合員が何人か来たそうです。

オケケは鼻が利くから、Eさんが組合員だと気付いていたのでしょうね。

低温サウナで、オケケらしき外人(白人)がいて、Eさんの隣で若い子が自分のペニスを自分でしごき、勃起させていたとか。

その隣に年配の男が来て、若い子のペニスをしごき始めたそうです。

その後は、どうなったのかは、Eさんは話しませんでした。

「初めてです。ブログを見て来ました」と言って、新規さんの来店。

新規さんはFさん(妻子持ち)。

Fさんは若く見えるけれど、年を聞いたら58才とのこと。

20才を過ぎた頃、南にあったポルノ映画館「A&P」で男の世界があるのを知ったそうです。

映画館で引っ掛けられてホテルに連れて行かれたのが、男同士のセックスの初体験だったとか。

それまでは、普通(ノンケ)だったそうです。

新世界では普通の居酒屋に行っていて、燗をした日本酒を飲むのが好きだそうです。

Fさんは、小林旭の歌が好きの様です。

Fさんの音頭で、みんなはカラオケを順番に唄っていき、歌が2順したくらいの時に店は閉店となりました。

今夜も楽しかったです。

みなさんの又のご来店、お待ち致しております。