木曜日

Aさん(61才)の来店。

Aさんは今日、仕事を休んで歯医者(警察病院)に行って来たそうです。

歯医者は夜8時くらいまでやっている町医者に行っていたそうですが、奥から2番目の歯を抜くのに関して(切開あり)、万が一の時を考えて病院を紹介されたそうです。

病院は夜はやっていないので、わざわざ3回、仕事を休んで行って来たそうです。

「おかげで有休を全部、使い果たしてしまった」と、Aさん。

Aさん、今日はかけふの店が3軒目。

早い時間からやっているスナックに行き、もう1軒行き、その後で来てくれたそうです。

さっきの店までは相方のBちゃん(64才)と一緒に飲んでいたそうです。

でも、Bちゃんは今夜、自治会の会合があるので、先に帰ったそうです。

Bちゃんが住んでいるのは、市営住宅

市営住宅には、90才を過ぎた高齢のお母さんと2人で住んでいました。

Bちゃんが住んでいる所と、岡ちゃんと私が住んでいる所は近いので、Bちゃんのお母さんを見たことがあります。

Bちゃんのお母さんは、小さな小さなお婆さんでした。

このお母さんも2年前に亡くなったそうですが、Bちゃんがずっと家で介護をしていたそうです。

そのお母さんが家で息を引き取った時、Bちゃんはもの凄く泣いたそうです。

「親が死んで、あんなに泣いた人は初めて見た」と、Aさん。

親は何時かは死ぬもの、順番に死んでいくものと、Aさんは思い、自分の親が死んだ時は、そう悲しくはなかったそうです。

Bちゃんは料理が出来ません。

「早く帰ってBちゃんの晩御飯を作らなくてはいけないのと違う」と私が言ったら、「今日は肉じゃがを作って来た」と、Aさん。

AさんとBちゃんが出会ったのは、南のスナックで30年前。

その間、色々の紆余曲折がありましたが、太い絆で2人は結ばれています。

でも、2人はだいぶ前からセックスレス

Aさんは今、セクフレがいないので体力を持て余している様です。

Aさんが、スナックかけふのホームページにある小説を、よく読んでくれているそうです。驚き。

小説をプリントアウトして、通勤の電車の中で読んでくれているそうです。私は感謝、感謝です。

昨日、Cちゃん(66才)が帰る時、「明日も来るね」と言って、返りましたが、そのCちゃんの来店。

今日は町内会の婦人会の新年会で、集まったのは80人近く。

女の平均年齢は60才くらい。男の参加者はたったの5人。

男5人で、約70人の女の相手をして、大いに疲れたそうです。

Cちゃんが住んでいる所は、江戸時代には処刑場。

罪人の首などがされされていた所だそうですが、そのせいかどうか火事が多い所だそうです。

昔、Cちゃんが店を閉めた後、会計をしていたらパチパチとか、ガラスが割れる音がしたとか。

表に出てみると、向かいの家が火事。

Cちゃんは消火に当たったそうですが、「消火器を使うのは結構、むずかしかった」と、Cちゃん。

Cちゃんはあわてていて、消火器を使いこなすのに苦労したそうです。

しかしながら火の手が大きくなって、消火器では消せなかったとか。

Cちゃんは、家事の第1発見者。

Cちゃんが付け火したのではないかと消防署に疑われ、腹が立てたCちゃんが食って掛かったら、友達が「まーまー」と、止めてくれたそうです。

Cちゃんは町内の町内会長。

住民の為に、嫌なことを進んでやって行かなくてはいけないので大変だそうです。

Cちゃんが来て間もなく、東京のDさんの来店。

Dさんは、新橋で32年間、スナックをやって来た人ですが、時代が変わり世の中についていけなくなったので昨年、店を閉めました。

Dさんは今回、1月24日(土)に行われる奈良の若草山焼きを見に来たそうです。

   

                         (若草山焼き)            

Dさんはゲイスナックを始める時、親戚などとは縁を切ったそうです。

これから先は一人。

そんなことをDさんが話すと、「有料の老人ホーム(介護施設)に入れば良い」と、Cちゃん。

施設には、そこそこの蓄えがあれば入れるだろうけれどね。

ありそうでないのが、お金。

私の場合の将来は・・なるようになるさ、ケセラセラです。

クッシュン。

今日は書きたいことがいっぱいあるけれど、日記が長くなるので割愛します。では、また明日。