日曜日

Aさん(70半ば)は、かけふ日記を見ての初来店。

約35年前、テレビで放映していた深夜の大人の番組11PMで、ホモ映画館「梅田ローズ」を取り上げていたそうです。

それを見てAちゃんは興味を持ち早速、行ってみたそうです。

行ってAさんは大感激。 男の初体験をしたとか。

ある時、ホモ映画館で、スーツを着てネクタイをした紳士(Aちゃんの超タイプ)が、Aちゃんの手を握って来たそうです。

Aちゃんは興奮して、チンポビンビン。

「一緒にホテルに行きませんか」との誘いに乗って、一緒にホテルに行ったそうです。

男はAちゃんの頭の先から、足の先まで、念入りに愛撫。

Aちゃんは、大感激、大興奮・・そして昇天、フィニッシュ。

Aちゃんがガラス張りのお風呂に入っていると、男がAちゃんのカバンを物色。 

財布の中身(免許証など)を見られてしまったので、Aちゃんは覚悟。

男が帰り際に改まって、言ったそうです。

「精算をしてくれますか」と。

「あー、そうか」と、Aちゃんはガッテンして、「帰りの電車賃として1,000円だけ、置いて行ってくれ」と、Aちゃん。

財布には5万円以上、入っていたそうですが、男が持って行ったそうです。

そして男が、経験不足のAちゃんに言ったそうです。

「プロがいるから映画館などでハッテンなどせずに、ホモサウナ『北欧館』に行った方が良い」と。

それから、北欧館に行って、Aちゃんはまた大感激。

妻子持ちだったAちゃんは、それ以来、ゲイ道をまっしぐら、立ちとして今まで来たそうです。

Aちゃんにかかわった人達の通称名を聞いてビックリ。

お店のマスターを始め、ゲイの世界で有名な人ばかり。

その他にも、面白い話をいっぱい聞いたけれど、割愛。

最近、Aちゃんは男と別れたそうです。

その男に初めて、初めて、ケツを掘られたそうです。

男は、丁寧に、丁寧に、穴を広げてくれたので、挿入される時、全く痛くなかったとか。

「痛くなかったのは、男のが小さかったせいかも」と、Aちゃん。

そして、なんとなく、アナルでのエクスタシーの前兆を、Aちゃんは感じた様です。

年齢的に、そろそろ立ちを卒業。

Aちゃんは、受けとしての第2の人生に踏み出そうとしている様でした。

Aちゃんは小柄、だから大きくて太い男がタイプだそうです。

私は、話を聞いていて、Aちゃんのパワーに圧倒されてしまいました。

ホームページの管理人さんのBちゃん(60半ば)の来店。

今夜も、アングラ芝居の裏方をして来たそうです。

ビールを飲んで、突出しを食べて、爪楊枝を使っていたBちゃん。

「あっ、歯の被せ物(王冠)が取れてしまった」と、Bちゃん。

「最近、暑いねー」と私が言ったら、「このくらいの暑さは、何ともないよ」と、Bちゃん。

Bちゃんは何か、桁外れ。 

「普通の人間じゃーない、浮世離れをしているな」と、いつも、私は思っています。