Aさん(60代後半・他府県)と、お連れさんの来店。
お連れさんはAさんの相方でBさん(60代後半・Aさんと同県)。
Bさんは新世界のスパワールド(天然温泉)に来たことはあるけれど、スナックは初めてだそうです。
Bさん、もともとアルコールは飲めないので、コーラのオーダー。
「今日は、三りんぼうだ」と、Bさん。
2人でJRの下りの快速電車に乗ったそうですが、三宮の方で人が線路に入ったとかで、電車が2時間も止まったそうです。
そして今日、Bさんは息子の黒い革靴を履いて大阪に来たそうですが、歩いている時、靴底がパカっと取れてしまったそうです。
足跡が付いたみたいに、靴底が床に残っていたとか。
それを見た通行人がビックリしていたそうです。
接着剤を買い、靴底に付けたけれど効果はなし。
仕方がないので、新しい靴を買ったそうです。
「あと一つ、なにか(悪いことが)起きるかな?」と、Bさん。
Cさん(60過ぎ)は今日は忘年会帰り。
Cさんのボトルがなくなったので、新しく焼酎の「くろうま」の一升瓶をおろしました。
ニューボトルに私の似顔絵を書いてくれましたが、「似ている似ている」と、みんなが絶賛。
Bさんは仕事のかたわら、絵を描いています。
「仕事を辞めたら、絵の先生にでもなろうかな」とも、思っている様です。
今日は、すごく陽気に振る舞っていたCさんですが、ぽつりと言いました。
「近々、奥さんが手術を受ける。病名は言えないけれど」と。
Cさんの様子では、生きるか死ぬかの大手術のようで、Cさんの目に涙。
Cさんがこれまで、パチンコ狂いをして借金をした時も、酒に溺れたりした時も、奥さんは黙ってCさんをずっと支えて来てくれたそうです。
「今、僕があるのは、一重に奥さんがいたからだ」と昔、Cさんが言っていました。
Cさんには子供はなく、夫婦2人だけ。
私は何と言って良いか分からなかったので、黙って話を聞いていました。
東京から来たDちゃん(50代)には、舟和の「芋ようかん」をもらいました。 ありがとう。
みんなに切って出して上げたら、「美味しい、美味しい」と、言っていました。