Aちゃん(70代)が来て、たねや(和菓子屋)の紙袋をカウンターに置いて、「はい(あげると云う意味)」と、言いました。
岡ちゃんが「ありがとう」と言い、紙袋の中をのぞくと中身は大きな大きなパパイヤ2個。
「この間、沖縄に行って買って来た」と、Aちゃん。
岡ちゃんがパパイヤを冷蔵庫にしまうと、「食べてごらん」と、Aちゃん。
包丁を持って私が、「どうしたら良い」と聞いたら、「縦半分に切って。身はサンゴ色だよ。中の白い部分はスプーンで取ってね、ザーメン臭い所だから、近年、沖縄のパパイヤは改良されて美味しくなっているよ」と、Aちゃん。
Aちゃんが言うままにパパイヤを切って、スプーンで果肉を食べましたが、上品な甘さで、美味しかったです。
私はパパイヤを初めて食べましたが、わざわざ、パパイヤを届ける為だけに兵庫から新世界まで来てくれたAちゃんには感謝でした。
Aちゃんは、話上手で話し好き。
今日も面白い話をいっぱい聞きましたが、割愛。
これまで読んでいた佐藤洋二郎著「ミセス順(他に観音谷パラダイスと、仮宿)」を読み終えました。
小説の舞台は島根県のある町の様。
「観音谷パラダイス」の中に・・・「どうせ人生なんて死ぬまでの暇つぶしだろうも。そう思わんな。国さんだってそう思うときもあろうも」と云う、言葉がありました。
「死ぬまでの暇つぶし」って、考えさせられるね。
また、「ミセス順」では、主人公の遠い親戚にあたる女装した小父さんが登場します。
主人公が町を離れる時、その小父さんが歎異抄をくれます。
世の中、本当に色んな小説があって、私は面白いな、と何時も思っています。
今は相馬英雄著の「ガラパゴス上」を読んでいます。
警察小説ですが、面白そうです。