Aちゃん(60半ば)は、97才になるお母さんと二人暮らし。
お母さんは国民年金。
Aちゃんは厚生年金と、企業年金、そしてまだ働いているので給料があり、今は高収入。
分譲マンションの支払いも終わり、悠々自適の生活と思いきや、「将来のことを考えたら仕事は辞められない」と、Aちゃん。
お母さんはデイサービスに通っているそうですが、痴呆がそろそろ始まり出したとか。
お母さんと、Aちゃんの医療費の合計は年間50万円くらい。
「もし、老人介護施設に入ったら月々20万円くらい必要だろう。そんなことを考えたら今の仕事は辞められない」と、Aちゃん。
少々、蓄えがあっても、直ぐに底をついてしまうだろうとのこと。
Aちゃんが若い頃、職場に毎日タクシーで通勤をしているお金持ちの女性がいたそうです。
ある日、新聞を読んでいたら、その女性が年老いて、栄養失調で孤独していた。と云うニュースがあったそうです。
「困っていたら、身辺整理をして、生活保護でも受ければいいのにね。だけど、プライドが許さないのだろう」と、Aちゃん。
Aちゃんが新世界の喫茶店でお茶を飲んでいたら、隣のテーブルに座っていた客、40代の健康そうな男が話していたそうです。
「俺、今度、生活保護を受けるねん」と。
あー、人生、色いろ。 私の将来はケセラセラ。
Bちゃん(40過ぎ)は月に1回くらいロイヤルに行くそうです。
Cちゃん(アラ70)も、昔はロイヤルにいていたそうです。
時間つぶしで。 別に、男が出来なくてもいいや、って感じで。
Bちゃんがロイヤルに行く時は発情した状態なので、必ず抜いて帰るそうです。
ロイヤルで迷路になっている所があるそうですが、そこをフリチンで歩いている男もいるとか。 よっぽど、自信があるのでしょうか。
「スナックで紳士然としている人が、ロイヤルではあられもない姿で派手に遊んでいる人がいる。どっちが本当のその人だろう」と、Bちゃん。
「そりゃー、その両方ともその人だよ。下半身は別ものって言うから」と、誰か。
Aちゃんに対して、岡ちゃんが言いました。
「眉毛が白くなって来たね」と。
「そうなんだ、いやだろう。あっちの毛も白くなって来ている」と、Aちゃん。
「鏡に映して、見るの?」と、Aちゃんに岡ちゃんが聞いたら、「洗面所の(胸から上の)鏡に映して見る」と、Aちゃん。
「Bちゃんも裏には白い毛があるよ。きっと」と、岡ちゃんがBちゃんに振ると、「ケツ毛が白くなるの?」と、Bちゃん。
「いや、金玉の裏だよ」と、岡ちゃん。
今夜も、みんなで取り留めのない話をして、終わりました。