日記を書く前に小便に行って来ました。
最近は、ちびると云うか、漏らすと云うか、そんなこと日常茶飯事なので私は気にしていません。
老人と小便で思い出すのは、有吉佐和子が1972年に上梓(じょうし)し、ベストセラーになった「恍惚の人」です。
日本で初めて痴呆をテーマにした小説で、私はNHK第一のお昼頃のラジオ小説で聞きました。
主演は森繁久彌でしたが、ラジオ小説の中で、痴呆の舅と高校生の息子の小便について語っているシーンがありました。
小便をしている2人の音から、息子は勢いよく放尿しているのに、舅の小便は勢いが全くないと表現をしていました。
そのラジオ番組を聞いていたのは私が20半ばの頃。
あー、私も、そんな年になったのだなーと、感慨深いです。
今は午後8時半、これから晩ご飯の用意をします。