私が新しい料理に挑戦する時は、インターネットで念入りにレシピを調べてから作り始めます。
だから、初めて作った料理が出来上がった時、私は料理名人ではなかろうかという出来栄えの時がたまにあります。
例えば、素人が作るのは難しいと言われる正月料理の黒豆を煮た時は、プロの料理人が作ったかと思われる見事な出来でした。
黒豆はむっちり黒々と光り、しわしわもない見事な出来でした。
それからは黒豆は1回も煮たことがないです。
何故か?
多分、もう1回、黒豆を煮ても1回目のようには出来ないのが判っているからです。
ただ、偶然にうまく煮れただけだと自分自身、判っているからです。
新しい料理に2回目、3回目と挑戦し続けて、失敗を何回も繰り返してやっと料理を自分のものしたものもあります。
鶏の肝の甘辛煮や、イワシの甘辛煮などは、私自身好物なので何度も挑戦をしてものに出来ました。
ところが、金柑は上手く行ったかどうか今は、心配です。
金柑の甘煮を作った5年前は大成功でした。
でも、1回目の時もインターネットのレシピを見て作りましたが、どのレシピだったか今になってみれば判りません。
1回目の時も種を取ったけれど今回の様にガタガタにはならず身も詰まって丸まるしていました。
味も、出来も、今回はガタガタ。
悲しくなってしまいます。
ただ最近、気が付いたことは手を掛け過ぎたら駄目だと云うこと。
料理は本当に奥が深いと、私は感動しています。
今日の午前中、同じ団地の人に電話をしました。
直接、その人の部屋に行って話せばいいのですが顔を合わすのが嫌だったので電話を掛けました、固定電話に。
何回も電話の呼び出し音は鳴っていましたが相手(男)は出ません。
留守かなと思いつつ受話器を持っていたら相手が出ました。
小さな声で、面倒臭そうに。
そして、しんどそうに。
そして会話を始めると相手は、「はい、はい、はい」と早く電話を切り上げてくれと言わんばかりの相槌の打ちよう。
今回は、私が謝るという内容だったので、話を手短にして電話を切りました。
相手は体調でも悪かったのでしょうか?
後味の悪い電話でした。
人と人とが会って会話をする時も、電話で会話する時も、相手に嫌な印象を残さないようにしたいなと思いました。
今日も何事もなく無事に一日が終わりそうです。
感謝です。