日曜日  団地の住人気質

何時も私は思っています、「私は欠陥人間として生まれて来たのではないか? そして且つ、同性愛者」困ったものです。

 

跳び箱も飛べず、逆上がりも出来ず、自転車にも乗れず、人並みのことは何も出来ません。

今の私には日記を書くことが唯一のノルマです。

ひょっとして、日記が誰かのお役に立っているのではと、良い方に解釈をして書いています。

 

私は時々、団地の広場のコンクリートの上に座ってストレッチをしています。

そして、私が住む3階の西棟のベランダを見ています。

 

一番、右の部屋の人(もう直ぐ80)は胃がんで胃を摘出していて月1で通院をしています。

寡黙で静かな人で気丈です。

そして奥さんは施設に入っているそうです。

 

そして少し間を開けた部屋に住んでいるお年寄り夫婦の奥さんは優しくて親切。

どういう訳かこの間は、白菜を幾つも幾つも買って来て漬物にしていました。

旦那はどんな人か、私は全く知りません。

 

「俺はアホやねん」と言い、部屋の中に自転車を入れている男性(70)がいます。

この前、散髪のしたての時に会いましたが、男前だったので驚きました。

 

色々の人達が団地(1976築)には住んでいますが、みんな48年近く一緒に住んでいるようです。

住んで6年になる私に声を掛けてくれるようになったのはつい最近で、入院をした後からです。

それまでは同じ団地に住んでいましたが全く顔を合わすことはなかったです。

 

早くいえば長年、団地に住んでいる人達って人種が違うのではと私は思っています。

お互いに干渉をしないし、他人のエリアに入ってこないという感じです。

 

そして、私が住む3階の部屋の人達はベランダにすだれを全面的(目隠し)に掛け、外から見られないようにしている感じです。

そして買い物を済ませて部屋の中に入ったらもう、その日は出て来ないです。

 

判ってもらえるでしょうか、私以外の彼らには彼らの世界があり、その中で孤独を感じないで生活をしているとしか考えられません。

彼らには新しく転居してきた人間を暖かく受け入れる気持ちはサラサラなく、私には耐えられないことでした。

 

ややこしい話になってしまいましたが私が日記に書きたかったこと、多少は理解してもらえたでしょうか。

でも、言えることは、「自分に勝つ」です。私も日々、強く生きて行きたいです。

今日も無事、一日を終えられそうです。

皆さんには感謝です。

 

今日の「かけふ日記」に書いたことは、クレジットカードの請求明細書の話、明治のR-1の話、死後事務委任契約の話などです。