晩御飯を食べた後におかず等が残る。
パックに入れて冷蔵庫に保管するのだけれど、残ったおかずをどの大きさのパックに入れたら丁度良いかの判断は、Oちゃんは抜群に良い。
私の場合には、“大は小を兼ねる”との判断で、どうしても大きなパックに入れてしまい、パックはすき間だらけになってしまう。
この点、Oちゃんがパックを選ぶと残ったおかずがピッタリと治まってしまう。
時々、煮た南京などの時に、上になった南京がつぶれることもあるけれど。
どちらにしての目で測る分量の判断は、Oちゃんは抜群だと内心感心している。
今度はOちゃんの欠点。
Oちゃんが料理をして、何日か後に私が料理をしたとしよう。
その時、調味料が無くてよく困る時がある。
何故かといえば、Oちゃんは調味料を使い調味料が無くなっても補充しようという気持ちが全くないからである。
調味料が無くなった後、何回もスーパーに買物に行っていても、自分が使い切った調味料のことを全く覚えていないのか、買い求めようとはしない。
その結果、いざ私が料理をしようと思ったら無い物だらけといった感じである。
今までにこういったことが何度もあって、注意を何度もしたけれども治らない。
だからもう私はあきらめている。
ごま油について。
ちょっとした料理、特に中華料理などの時、香り付けくらいにごま油を入れたら凄く美味しくなる。
オニオンスライスにもポン酢と一緒にごま油を数滴垂らすと、オニオンスライスは抜群に美味しく感じる。
この間、ごま油を買い求めてオニオンスライスに入れたら、Oちゃんが美味しくなったと感激をしていた。
感激したOちゃんはごま油を入れたら味が良くなると味をしめ、料理に使った。
マーボ豆腐などの中華料理に使った。
使ったのは良いけれどごま油の量が多すぎて、ごま油臭くなり過ぎてしまった。
「ごめん、ごま油臭くて全部食べられない。残しても良い」と私が言うと、Oちゃんは「良い」と言った。
Oちゃんも食べられなかったのか、おかずを残した。
Oちゃんは只今色々の料理の勉強中。
失敗は成功の元。辛抱、辛抱。