今日は目一杯飲んだから大満足。
何時に家に帰り着いたか覚えていない。
6時半に新世界で会いましょうとメールを頂いてAさんと会いました。
何処に飲みに行こうと考えた末、スナックB(あえて名は伏せます)に決め行きました。
「今日は休みにするつもりだったけれど良いわよ。その代わり変な格好よ」と言われて入店。
昼間に音痴のお客さんが来たとのこと。
私達が店に入った時も一人お客さんがいました。
スナックBのマスターの偏屈なところが私は大好きです。
気の合わないお客さんは断ってしまいます。
だから行く度に店に入れてもらえるかどうかハラハラしてしまいます。
先客がAさんに「年は幾つ?」と聞きます。
私は言いました「貴方(先客)とマスターと同じくらいだよ」と。
(Aさんはうさぎ年)
そうしたら三人は本当に同学年でした。
先客は「今日は誕生日だよ」と言い出し、免許書を出して証明をしました。
マスターは言いました。「それがどうしたの?」と。
口ではつっけんどんに言い、お祝いにビールをサービスしました。
マスターや先客が男の好みについて話します。
どうも先客は年輩の太った人が好みのようです。
マスターは言います。
「私は顔が付いていれば良いのよ。顔が前後逆でも良いわ。良い男は何処で何をしているか心配しなければいけないでしょう(浮気の心配)」
先客はOちゃんのことを良い男だと言い、マスターも同意をしました。
その後でマスターは言いました。
「かけふちゃんならいけるわよ」
私はギャフン。
顔はあれば良いのよ、と言った後にいけると言われても嬉しくもなんともない。
マスターは言いました。
「私も一曲唄わしてもらうわ」と言って山本譲二の「花も嵐も」を唄いました。
マスターは10年近く付き合ったお父さんを昨年11月に亡くしたそうです。
お父さんには身寄りがなかったので一切の面倒をみたとか。
「お父さんとは何時も一緒よ」と言いました。
お父さんの骨をペンダントにして胸に掛けているとかで、私達に見せてくれました。
そして「花も嵐も」はお父さんの好きな歌だったそうです。
熱唱するマスターの唄を私達はしんみりと聞きました。
その後も皆で歌を唄い、ワイワイガヤガヤ喋り捲り帰りました。
店の外までマスターは送ってくれて頭を何度も下げてくれました。
マスターには感謝。楽しかったよ。
その後、三人でお好み焼きを食べて帰りました。
喋り捲り、飲み捲くり、本当に楽しかった。大満足。
スナックBの先客の人(妻子持ち)は37才でデビューしたそうです。
ビデオ屋で、男の世界のことはどうしたら分かるかと聞いたそうです。
そうしたら、ビデオ屋が本屋でゲイ雑誌を売っているから、それも見るように言われたそうです。
そこでゲイ雑誌を買い求めて、ゲイの飲み屋を知ったそうです。
奥さんにはカミングアウトをしているとのこと。