第二の人生は男同士の世界

Mちゃんの来店。

「休みの日、決まった」と聞いてきた。

「うん、火曜日に決めたよ」と、私は答えた。

というのも、「もし休みの日が決まったら、定休日の案内を印刷して来て上げるよ」と前々から言ってくれていたから。

私達も6月2日から休みをとらずに営業を続けていたが、そろそろ休みをとろうと考えだしていたから。

私もちょっと疲れがたまりだして、心の余裕がなくなり始めていたからである。

そんな訳で“スナックかけふ”は10月から火曜日を定休日にしますので、みなさん宜しくお願い致します。

Tさん(60才)、Toさん(60代後半)の来店。

今日はTさんの奥さんも含めて3人で食事をして来たとのこと。

奥さんはTさんとToさんが大の親友であると認めている。

でもTさんとToさんがゲイの夫婦をしているとは夢々知らない。

だから奥さんはToさんに「何時も主人がお世話になります」と言っておられるらしい。

Toさんは奥さんに先立たれて一人暮らし。

Tさんが週末になるとToさんの所に泊まりに行かれる。

奥さん、公認で。

二人は出会ってから3年くらいになるが今でも熱々の仲。

「家にいる時は何時も下半身は裸でいよう」と二人で決めているので、下半身は何時も裸。

寝る時も抱き合って寝ているとのこと。

店から帰られる時は何時も「早く帰ってHしよう」と言うのが二人の口癖。

二人にとってこれが最後の恋。

「死ぬまで仲良くいよう」と言われる二人、何時までもお幸せでいて欲しいと私は思っています。

MちゃんとSさん(62才)の来店。

Sさんはニュージャパン(普通のサウナ)で男を知ってゲイになり、まだ1年足らず。

男の世界が面白くてたまらない様子。

今はハッテン場の銭湯巡りをされている。

昨日、玉造温泉で私に会ったと言われる。

本当かどうか知らないが、あそこが大きかったと言われる。

「残念ながら私ではありません」と答えておきました。

来店中だったMaさんは、同じ62才で男の世界はまだ5年。

職場の友達に「梅田ローズ(ホモの映画をしている映画館)」に連れて行かれ男を知ったとのこと。

ゲイの世界を第二の人生だと言われ、大いに楽しんでおられます。

みなさん、男同士の世界を明るく素直にエンジョイされているのを見ているとほほえましく、私まで嬉しくなってしまいます。