最初のお客さんは浜坂のKちゃん。
お土産に竹輪を持って来てくれました。
Kちゃんは仕事がら観光や民宿には詳しいです。
みんなで蟹の話で盛り上がりました。
小Nちゃんが昔、大Nちゃんに解禁直後の松葉蟹を2杯(当時で3万円)を送って上げたそうです。
そして自分の家の土産として蟹を買って帰ったそうです。
小Nちゃんの家では「こんなに美味しい蟹は食べたことがない」と喜ばれたそうですが、大Nちゃんは「小Nちゃんから送ってもらった蟹はスカスカだった。不味かった」と言うではありませんか。
Kちゃんは地元の名誉にかけて「そんなことはない。蟹業者も高いお金を取ってあくどいことはしない」と言い、みんなも「大Nちゃんがおかしい」と言いました。
みんなは「良い民宿を紹介して」とKちゃんに言っていました。
Tちゃん(60才)の来店。
「いつゲイになったの?」と聞いたら、「23才の時」とTちゃんは言いました。
23才の時、堂山を歩いていたら中学の時の同級生に声をかけられ、「飲みに行こう」と言われたそうです。
連れて行かれたのがストーク。
それから1人で飲みに行くようになり、男の経験をしたようです。
声をかけた同級生と云うのが堂山の某スナックのマスターだったそうです。
それ以前から自分はゲイだと気付いていたけれど、恐い世界に違いないと一歩を踏み出さずにいたそうです。
後から来たお客さんにTちゃんは「もう1軒飲みに行こう」と、猛烈なアタックを受けていましたがニコニコしてかわし、ついては行きませんでした。
Tちゃん、Sちゃん、Nちゃんの3人、「ちょっと出かけてくるね」と言って店を出ました。
暫らくして帰って来ましたが元気なお爺ちゃんと一緒に帰って来ました。
お爺ちゃんはFさんで86才、Sちゃんを気に入り“かけふの店”までついて来たそうです。
前の店で3人分の支払いをした上に、“かけふの店”の支払いも自分がすると言って、前金として10,000円を出されました。
歌も唄われたけれどメチャ明るく元気なFさんについて皆は「Fさんように86才まで元気でゲイが出来るだろうか?」と、うらやましがっていました。
Mちゃん、Jちゃんを見送って行くとエレベーターが故障していました。
2人を一階まで送り、直ぐに修理依頼の電話を入れました。
直るまでの間、お客さんを一階まで送ったけれど、私は息切れがしてしまいました。
今夜は多くのお客さんの来店があり、お断わりをした方もありました。申し訳ありませんでした。
またのご来店、宜しくお願い致します。