水曜日

今日も早目(暑くなる前)に家を出て、店に行きました。

今日は廃棄物処理業者が来てくれる日。

店にあった物(椅子以外の要らない物)を、エレベーターポールや、非常縄梯子のコーナーに全部、出しました。 

山ほどあった傘も。

神の河サイズの空瓶(120個以上)や、常時使っていた器は入れる箱(パッキングケース)がないのでそのままにして業者が来るのを待っていました。

今日、午前中にした仕事は、カウンターの中の簀子(すのこ))の拭き掃除。 

約束の時間(午後1時)にエレベーターが3階に止まり、ドアが開きました。

「来た、来た」と思ったら、エレベーターから出て来たのは普通の中年男性。

「済みません。店、止められたんですよね。私、2回くらい来たことがありますけど、覚えておられませんよね」と、彼。

「はい、済みません」と、私。

「私、相方を今年の2月に亡くし、岡さんのことが気になって来ました。・・・岡さんの見舞いには行ってあげて下さいね」と。彼。

彼は、そう云う風なことを言って帰って行きました。

彼は相方を2月に亡くし、もう、心の整理はついたのでしょうか?

わざわざ暑い中、来てもらって私は嬉しかったです。

それにしても業者が来ない。

遅れることもあるだろうから、電話でもくれたらいいのに。

「済みません、午前中の仕事がおして、遅くなっています」と、でも。

1時半。 どうなっているか電話を掛ける。

「1時の約束ですが、どうなっていますか?」と。

文句を言われ慣れているのか、丁寧な番頭さんみたいな人の応対。 「済みません、済みません」と。

「いつ来れるのか、めどが立ったら電話を下さい」と伝え、私は電話を切りました。

電話を切って3分後くらいに、「前の仕事がやっと終わったようです。これから、そちらに向かいます」と、番頭さん。

遅くても2時には来るなと思っていたら、来たのは2時半。

若い子(1人)が大きな台車に大きなプラスチックケースを数個、乗せてやっと来ました。

「えっ、1人だけ」と聞いたら、「後から来ます」と、彼。

計、来てくれたのは3人。

最初に来たガッチリ体型の子(30代)と、見積もりをしに来てくれた60代の男性と、スリムな若い子(20代)。

彼等の仕事を見ていて驚いたのは、すごくテキパキ。

あれよあれよと云う間に物が片付けられ、20分で店の中は空っぽになりました。 2つのベンチも、ポトスの鉢も。

最後に、年配の人に支払いをして、彼等が帰る時、「飲まれますか?」と言い、麦焼酎の一升瓶を2本上げたら、ガチムチの若い子が嬉しそうな顔をしたので、良かったです。

でも、来てくれた3人全てが、感じの良い人達でした。

彼等が帰った後、私はボトルや、瀬戸物が置いてあった店の棚を拭きました。

見事に何も無くなった店を見渡して、私はやれやれと安堵。

明日はカラオケ屋さんが来て、カラオケの機器を持って帰り、盆明けには家主に店の鍵を返します。

the endは、もう直ぐです。

今日の出費 店  廃棄物処理  48,600円。