ゆで卵

少しずつ寒くなり、突き出しのメニューに“おでん”を加えました。

いざ、出汁の味付けをしていると、どうも自身が持てない。

何故か分からないけれど、味付けに自身が持てない。

と、云うことで今年の“おでん”はOちゃんが担当することになりました。

私がするのは、大根を切り皮を剥いたり面取りをすること。

そして、ゆで卵を作ることにしました。

パソコンで、ゆで卵の作り方を見ると、卵が浸かるぐらいに水を入れて沸かすのではなく、5分くらい沸かして、鍋が空焚きにならないくらいの水を入れて沸かしなさいと書いてあり、

そして、5分くらい沸かして、5分くらいそのままにして置いてから冷水に浸けてなさいと。

早速、実行をしてみると確かにゆで卵が出来ていました。

これだったら水が少ない分、沸かす時間が少ない分、ガス代も安くつくでしょう。

でも、ゆで卵はこれからが大変なんです。

上手く皮を剥くのが大変なんです。

Oちゃんも私も性格は短気。

上手く剥けなかったら二人共イライラ。

ゆで卵はガタガタに。

古い卵を使ったら皮が剥きやすいとは云いますが、それでも上手く行きません。

本当にどうしたら良いのでしょうか?

時々、喫茶店のモーニングでゆで卵が出て、スカッと綺麗に剥けることがあるのだけれども、あれって、どんな風にして作っているのでしょうか?

と云う訳で、かけふの店のおでんの卵はガタガタのゆで卵です。

見た目は悪いけれど、お許し下さいね。

今夜の最初のお客さんはTちゃんとお父さん。久し振りの来店。

「どうしてたの?」と聞くと「お父さんの調子が悪かったから来れなかった」とのこと。

お父さんは70近いけれど、今まではすこぶる元気でした。

でも最近、めまいがするらしいです。

病院に行っているけれど、原因が分からないそうです。

今夜も、めまいがすると言って早めに帰って行かれました。

お父さんには早く、元気になって下さいね。

Qちゃんの来店。

Qちゃんは時々店に来てくれるけれども、何時も無口で、お客さんの中で一人孤立した感じです。

私達とは会話をして、面白い話をしてくれるのに、お客さんとは会話をしないのです。

会話をしないで、Qちゃんは淋しくないのかなと、私は心配をしつつ、どうしたらみんなと会話をしてくれるかと、何時も苦心をしていました。

そして今夜WNちゃんが来て、「和光温泉に行って来たよ」と云う話しから、銭湯の話題でお店が盛り上がった時、「僕は天然温泉の銭湯巡りをしているよ」とQちゃんが銭湯の話をみんなとし出したので、私はホッとしました。

そして、銭湯の話から他の話題に移った途端、Qちゃんはまた無口になってしまいました。

ア〜、Qちゃんがみんなと気さくに会話が出来るように、お客さんと友達になるようにするにはどうしたら良いのだろう?

Mちゃんの来店。

Mちゃんは来店中のお客さん(Kちゃん)を知っていると言い、Kちゃんと少しですが会話をしていました。

Kちゃんとは昔、短い間だけれどもお付合いをしていたそうです。

そして、今までに何人かの人とお付合いをしてきたのだけれど、Kちゃんは印象に残っている一人で、別れた後でKちゃんがどうしているか、ずーっと気になっていたそうです。

そして今夜、Kちゃんに出会えて(元気な姿を見て)ホッとしたと言っていました。

今夜は精神的にイライラして、新世界(淫乱宿)で泊まって帰ろうと思っていたけれど、Kちゃんに出会えて安心したので、「泊まらずに家に帰ります」と言ってMちゃんは帰って行きました。

今夜の日記はここまでです。