水曜日

今日、私達が属している飲料組合の組合費の集金にAさん(女性)が来ました。

そして、急に思い出して話してくれました。

「私、掛布雅之のユニホームを持っているの」と。

彼女は阪神ファンで、ファンクラブに入っていたそうです。

ファン感謝デーか何かの時、ボールが投げられ、彼女がつかんだボールに31と、書かれていたとか。

その時、背番号が31だった掛布雅之のユニホームをもらったそうです。

サインはなかったそうですが、今でも大事に保管をしているそうです。

「カビははえていない?」と聞いたら、「一回、クリーニングに出した」と、彼女。

「わー、値打ちが下がったかも」と、私。

掛布雅之のユニホーム以外に、バースのサイン入りのグローブも持っているそうです。

彼女は阪神ターガースの追っかけをしていて、岡田とは飛行場の喫茶店で一緒になり、同じテーブルに着き、隣の席に座らせてもらい、会話もしたそうです。

彼女は真弓のファンだった様です。

当時のことを、楽しそうに話してくれました。

Bちゃん(60半ば・関東)と、Cちゃん(50代後半・大阪)の来店。

BちゃんとCちゃんは付き合い出して、3月でまる14年になるそうです。

Bちゃんは友達(男1人、女1人)2人(計3人)と、イタリアに2週間、行って来たそうです。

ローマに1週間、フィレンツェに1週間、滞在。

日本で言う所のウィクリーマンションの様な所を3室借りて、自炊もしたそうです。

2週間のイタリア旅行は、疲れたそうです。

来店中のDちゃん(50代後半)が、香田晋の「ゆうやけ」を唄った時、Bちゃんが言いました。

「阿佐ヶ谷でケーキ屋をしていたことがある」と。

ケーキ屋は順調に行っていたそうですが、体力が続かなくなったので店はやめたそうです。

Bちゃんがケーキ屋をしていたとは、初めて聞いたので、私は驚きました。

Dちゃんが飲んで帰ると、お母さん(88才)が聞くそうです。

「どこで飲んで来たの?ゲイスナックで飲んで来たの?」と。

Dちゃんはお母さんに、自分は同性愛者だと、カミングアウトしたそうです。

「カミングアウトをしたのは間違いだった」と、Dちゃん。

Dちゃんは過去に結婚をしていて、奥さんをガンで亡くしています。

もし、Dちゃんが同性愛者だと言わない限り、お母さんは息子はノーマルだと、思い続けた事でしょう。

お母さんも息子が同性愛者だと知り、苦しんだかも。

世の中にはあえて知らなくても良い事は、知らないままで過ごしたいもの。

カミングアウトって、難しいことだね。

今夜はBちゃんに、銀座甘楽の「銀六餅」をもらいました。

みんなは、「美味しい」と言って、食べていました。