「かけふ日記」
今日、7月15日は、ライフでは老人割引(5%)の日でした。
10時に行ったら、館内は老人が8割以上。
一人の老人もいれば、夫婦連れの老人も。
お婆ちゃんが品物を選んで、その後ろでお爺さんが黙ってお婆ちゃんを優しく見守っているという図は、泣きたくなるぐらいに、うらやましかったです。
バリュウムを飲んでのレントゲンを断って、胃カメラにしてもらいました。
どうか、どこも悪くはありませんようにと、手を合わせたい気持ちです。
今夜は8時までの食事。明日は7時までの水分補給です。
誰か一緒に行ってくれる人がいたら心強いのですが。
兎に角、忘れ物しないように、時間厳守です。
今日の歩数は、スーパーへの行き帰りです。
今日の出費 ライフ (食パン4枚切り・白菜半分・大根・味塩・にがうり・チンゲン菜・うどん) 725円
Fさん、靖国神社に行かれたのですか。
私も、皇居の一般参賀の帰りに靖国神社に行ったことがあります。
本当、絶対、絶対、戦争をしたらいけませんよね。
黙とう、です。
Dさんから、投稿を頂いた件について。
7月8日に書いた文ですが・・・
60才くらいのお客さんが、話していた話です。
彼が言っていました。「札束で男の頬を叩いたことがある」と。
彼の話は、こうでした。
彼は社長で、彼の仕事の下請け会社で、資金繰りの悪い会社があったそうです。
彼はその会社に融資をしていたけれど、下請け会社が期日にお金を返せなくなったとか。
彼は、その下請け会社の社長がタイプで、好きだったそうです。
そこで、「俺の言いなりになったら金を返さなくても良い。どうする?」と、彼が言ったら、金を返せなくなった社長が、「従います」と言い、体を差し出したそうです。 つづく
実は、この文はこれで、終わっていました。
この後の「つづく」は、この日の「かけふの履歴書」が次の日に、つづく、という意味でした。
もし、ここでお客さん(社長)が言ってもいないことを私が想像して書いたら、作り話になってしまいます。
だから、ここで、この話は終わりでした。
もし、私は、想像で話を書いたら、こうなります。
「お金はいつ、返せるんだ。返済の期日は先月のはずだろう?」と、社長の楠。
「済みません。仕事が減って従業員の給料を払うのがやっとなので」と、下請けの白木。
今日の白木の服装は、油まみれの作業服の上下。
楠は、その白木を見て、愛おしくて、愛おしくて、抱きしめてやりたくなる。
白木には同い年の妻と7歳の娘がいた。
楠も結婚しているが、その内実はゲイ。
「それで、なんだが、ここで提案だ。お前が俺に身体を任せたら、貸した金は帳消しにしよう。判るか?」と、楠。
楠と長い付き合いの白木は、薄々気が付いています。
これまで楠が、白木に対して示してきた好意を。
分かりやすく言えば、学生の乗りで「良いケツしとるよな。一回、貸せよ」とか。
楠が白木を個人的に好きだと、いうことを。
白木は楠から目をそらして、小さくうなづきました。
「1回だけだ、どうだ?」と、楠。
暫く間をおいて、「はい」と、白木。
「今度の日曜、俺の家に来てくれ。昼過ぎにな」、「分かりました」と、白木。
楠にとって、白木は弟のように可愛い。
白木が、楠の話を受け入れた。
天にも上りそうな気持ちで、日曜日を待った。
楠の妻は、女子大での仲間との一泊旅行中。
だから、家は楠一人。
胸がいっぱいで、昼になってもお腹が空かない。
家のガレージの空きスペースに、軽四貨物が滑り込む音が聞こえた。
楠は自分の心臓の音が聞こえるのではないかと思えるほどの、気の高ぶりようであった。
「落ち着け、落ち着け」と、楠。
ドアベルが鳴らされた。 楠はドアを開け、白木を迎えた。
白木は、洗濯したてのブルーの作業服姿。
「失礼します」と、白木。
「今日は、ゆっくりして行ってくれ。少し、ビールでも飲むか」と言い、瓶ビールと、チーズを出す楠。
白木といえば、これから判決を聞く被告人の様な神妙な顔つきであった。
以後、省略
明日の人間ドックは、「午前十時5分前に来て下さい。早く来ないで下さい」と、念を押されました。
頑張って、行って来ます。
せめて病院に行く時、雨が降りませんように。
世界中の人が、幸せでありますように。