土曜日

Tちゃん(60才)は前回、来た時に「私は〇一です(離婚経験者)」と言い、普通は×一と云うけれど、離婚も一つの良い経験だったから私の場合は〇一ですと、言っていました。

今日は2回目の来店で、自身の結婚の話をしてくれました。

物心ついた頃、自分はゲイだと気が付いたそうです。

でも、20代の終わり頃、同い年の女性との結婚話しが出て、世間体を考えて結婚をしたそうです。

相手の女性はお茶、お花などの先生をしていて、それを生きがいにしている独立心強いキャリアウーマンだったそうです。

彼女も世間体で結婚をしたそうで、最初から「子供はいらない」と言っていたそうです。

ハワイに新婚旅行に行った時はゲイショップで男の写真などを買い、写真を見て自身を奮い立たせて(勃起させて)性行為をしていたそうです。

もちろん、「子供はいらない」と言う奥さんの意向で避妊しながらのセックスでした。

でも、歳を重ねるにしたがってTちゃんは「子供が欲しい。自分の子供を抱いてみたい」と思うようになったそうです。

いつかは奥さんも「子供が欲しい」と思うようになるだろうと、前戯に力を入れて(1時間くらいかけて)夏も冬も汗をかきながら奉仕をしていたそうです。

奥さんからも再三、セックスを求められ、そのつど念入りにしていたそうです。

東京転勤から戻ってきた40過ぎた頃、奥さんの年齢を考えて子供を作るのは今しかないと、Tちゃんは決心。

奥さんとのセックスに臨んだ(のぞんだ)そうです。

奥さんには内緒でサックの先を切って、奥さんの体内に射精をしたそうです。

それが、それが、1回の射精で奥さんが妊娠したそうです。

妊娠をしてしまった奥さんは「だまされた。裏切られた」と怒り出し、Tちゃんに相談なしに堕胎をしてしまったそうです。

これまで耐えてきたTちゃんは、これで離婚を決意し、慰謝料をはらって離婚をしたと、言っていました。

離婚したのは42才。

45才の時、勇気を出して梅田ローズ(ホモ映画館)に行き、ゲイの世界に入ったそうです。

今、60才のTちゃんは、これまでセックスをした人は8人。

Tちゃんは全身が性感帯で、身体を愛撫されると燃えに燃えて(エクスタシーで)疲れてしまうそうです。

だから今のところ2人でのセックスより、1人でマスをかいている方が良いと、Tちゃんは言っていました。

・・うらやましー。全身性感帯なんて!・・

この話を聞いていたNちゃんやSちゃん(2人とも妻子持ち)は、それぞれの夫婦生活を話していました。