AちゃんとBちゃん(共に60過ぎ)は今日、アポロビルで映画「マッドマックス(日本語吹き替え版)」を、観て来たそうです。
「車が走り回ってばかりいるでしょう」と岡ちゃんが言ったら、「そう、走り回ってばかり」と、Bちゃん。
「シニア割引、会員割引などがあるアポロビルの映画館は、年寄りばかりだった」と、Aちゃんは言っていました。
2人は去年の秋に(あることを切っ掛けに)電話連絡をとらなくなり、
絶縁状態になっていましたが、(あることを切っ掛けに)復活。
「今日はホテルに行って来たでしょう?」と岡ちゃんが2人に言ったら、
Aちゃんは とぼけて知らない振りをしましたが、Bちゃんが目で、「そうそう」と、言いました。
2人のセックスも復活。 2人のセックスの相性は抜群です。
Aちゃんは去年、32年間付き合っていた人が亡くなりました。
享年88才。
付き合い出したのは、Aちゃんが29才の時、相手は56才の時。
お父さんがゲイで Aゃんと付き合っていることを知っていた娘さんから、「お父さんが病気で入院しています」との電話連絡があり、入院中は
見舞いにも行き、亡くなった後は、お通夜にも本葬にも、出席 出来たそうです。
葬式は盛大な社葬で、葬儀会社は公益社。
ゲイの出席者は、Aちゃん一人。
たまたまお父さんと同じ日にゲイスナックの関係者が亡くなり、ゲイ関係の人はそちらに行ってしまったとか。
知らない人の中で、話し相手のないAちゃんは、Bちゃんに「来てくれる」と電話したそうですが、故人と全くの他人であるBちゃんは断ったそうです。
今月の20日に、一周忌が行われるそうです。
Bちゃんは大の大の阪神ファン。
今夜の野球の成り行きを、すごく、すごく気にしていました。
結果は、ヤクルトに6対4で負けてしまいました。
Cちゃん(60前)は、大阪に転勤になってから 3ヶ月が過ぎました。
Cちゃんは今、付き合っている男が4人いるだとか、5人いるだとか、
見栄を張って 言っています。
でも、その中の一人かどうかは知らないけれど、「膀胱ガンになった。
これからは俺から電話をするまで、電話をくれるな」と、妻子持ちの彼に言われたそうです。
「家族がいる人間は、最後は家に帰ってしまうんだね」と、Cちゃん。
結婚をしていたCちゃんは、雑誌でゲイスナックの存在を知り、37才でゲイスナック「めまい」に行ったのが、この世界に入る切っ掛けだったそうです。
そして今は、バツ一。 子供はいなかったそうです。