日曜日

Aちゃんの来店。 少し遅れてBちゃん(兵庫)の来店。 共に70才。

2人は20年前頃は、親しく付き合っていましたが、ここ数年は年賀状のやり取りだけ。

年賀状で、「1度、会って、一緒に飲みましょう」と、お互いに毎年、書いていたそうですが、今年も後20日。

「今年こそ、一緒に飲もう」と約束して、今日、会ったそうです。

昼過ぎに新世界の居酒屋(大和屋)で会い、飲んで、「5時に『かけふ』で再度、飲もう」と、約束して別行動。

Aちゃんは映画館で酔いを冷まし、Bちゃんは昼から開いているゲイスナックに行き、そのまま、飲み続けていたとか。

Bちゃん、歌を2、3曲、カラオケで唄いましたが、流石に酔って来たので、お金を置いて、先に帰って行きました。

昔、2人はお互いに体を許し合った仲、「(明石の向こうに住んでいる)Bちゃんが、無事に帰ったかな、電車で寝過し、姫路まで行ってしまわないかな?」と、Aちゃんは心配 し続けていました。

Cちゃん(60半ば)は、お父さんの1周忌で実家に帰って来たそうです。

東京練馬区に住んでいるCちゃんが東京に帰る時に、お母さん(92才)が言ったそうです。 「今度はいつ、会えるんだろうね?」と、ちょっと淋しいことを。

「でも、お袋は大丈夫だ、法事の食事一人前を、みんな食べていたから」と、Cちゃん。

Cちゃんは子供の頃は、吃音(きつおん)だったそうです。

Cちゃんが通う小学校は丘の上にあり、その少し下に教会があったそうです。

お母さんがCちゃんのことを心配して、その教会の聖歌隊にCちゃんを入れたそうです。

いつも、吃音ながら、音も外さず鼻歌を唄っているCちゃんを見て、歌を習ったら吃音が治るのではないか、と云う母心で。

今はCちゃん、吃音ではありません。

ちなみにCちゃんの家は、真言宗。 

Cちゃんはそれ以来、高校も大学もコーラス部。

今も東京でミサ曲を専門とするコーラスに参加しているそうです。

ミサ曲って、作詞作曲者の国の言葉、音楽で、英語やドイツ語など。

外国語で唄わなくてはいけないので大変そうです。

コーラスはあくまでも趣味ですが、会費、参加費、知り合いに配るチケット代など結構、お金がかかるそうです。

ちなみに、Cちゃんの所のコーラスの発表会はフルオーケストラだとか。

お金がかかるはずだね。

でも人間、親孝行をすること、人生を謳歌することって、大事。

今日も面白い話をいっぱい聞きました。 楽しかったです。